本線、梅田貨物線(大阪駅は通らない)、阪和本線、紀勢本線を通
りJR白浜駅に着いた。
JR白浜駅の特急くろしお号(通称パンダ列車)
JR白浜駅前 歓迎ゲートが見える
平草原(へいそうげん)展望台から北の方角に白良浜方面を見る
白良浜の向こう側の崎山は御船山(みふねやま)と言われ、熊野
三所権現を勧請した熊野三所神社が森の中にある。
御船山の向こうに見える崎山は番所ガ鼻といい、黒船を見張る
紀州藩の監視所がここにあったからだという。この番所カ鼻には
南方熊楠(みなかたくまぐす)記念館が建っている。頂上に白く
見えるのが記念館である。番所ガ鼻のつけ根付近の平地に白く
見えるのは京大白浜水族館である。
また番所ガ鼻の手前に小さく見える島は白浜のシンボルである
円月島(えんげつとう)である。
中村憲吉の紀の湯に次の歌がある。
常盤木(ときわぎ)の忌森(ゆもり)のおくは時すぎて
紅葉たもてる木のしづかなる (斉明帝の御船山)
白良浜を囲むほぼ平地に密集しているのが白浜温泉で、
画面手前の崖の斜面に密集し、黒潮を見くだしているところが
湯崎温泉である。道後や有馬とともに記紀万葉のむかしから
紀の温泉とか牟漏の温湯とかいわれて知られていたのは、
この湯崎温泉の方であるという。
中村憲吉の紀の湯に次のような歌がある。 海きよく磐湯(いはゆ)は霊(く)しもいにしへに 櫛とり浴みし臣(おみ)をとめども
白浜のシンボル 円月島 手前は瀬戸の港
番所ガ鼻の番所の址の碑 南方熊楠記念館のすぐ傍に建つ
昭和天皇御製碑 南方熊楠記念館のすぐ傍に建つ
雨にけふる神島を見て紀伊の国の
生みし南方熊楠を思ふ
番所ガ鼻の頂上に建つ南方熊楠(みなかたくまぐす)記念館
南方熊楠
1867.4.15~1941.12.29
和歌山が生んだ博物学の巨星
南方熊楠記念館から田辺湾と熊野古道中辺路が通る山並をみる
南方熊楠記念館から北方を望む
南方熊楠記念館から北方を望む
三段壁(さんだんべき)
三段壁 映画やテレビドラマで自殺の名所として使われる所
宿から田辺湾に入る夕日を見る
OB会の会食風景