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「関ヶ原の合戦はなかった」の高橋陽介氏の新刊 

2019-04-14 | 歴史
「一次資料に見る関ヶ原の戦い」で関ヶ原の戦いの通説の見直しを迫った高橋陽介氏、その後「一次資料に見る関ヶ原の戦い(改訂版)」、乃至政彦氏との共著「天下分け目の 関ヶ原の合戦はなかった」などを刊行し、話題となっています。

また、新シリーズとして「一次資料にみる島津の関ヶ原」シリーズ① に続いて②が刊行されました。

東海古城研究会の会員でもある高橋陽介さんは機関誌「城」にも度々投稿され、独自の見解を示されています。

最新刊は「一次資料にみる島津の関ヶ原」シリーズ②」で「慶長四年一月三日付 島津龍伯起請文をどのようにとらえるか」です。
       
表紙を見ると、まるで戦国漫画のようですが、中身は一次資料とその現代語訳、高橋陽介氏の見解が述べられています。

いわゆる関ヶ原の戦いの通説を、一次資料を読み解くことで覆してきた高橋氏が、その遠因となったとされる文禄・慶長の役に関係する一次資料を丹念に読み解くことで、いわゆる通説とは異なる石田三成、徳川家康とその周辺の武将の関係を解き明かしています。
 現代語訳と根拠となる資料を併記してありますので、古文書はサッパリ のアウトドア派の僕にも現代語訳だけで読むことが出来ました。

「一次資料にみる島津の関ヶ原」シリーズ は自費出版ですので、入手など詳しくは
ブログ http://takahasiyo.blog.fc2.com/  ( 一次史料と関ヶ原合戦と高橋家の日々 ) でご覧ください。

※ 東海古城研究会の機関誌「城」は会員相互の研究発表の場として、年に2~3回発行されています。


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