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暫くご無沙汰だった『紫紺の集い』に朗報がもたらされた。
いや、実はそんな大層なもんじゃない。
要は、1979年に卒業した明大法学部法律学科12組の中のポン友で立ち上げたライングループに、久し振りに上がった投稿が『明大野球部春季優勝』だっただけのこと。
事ほど左様に我々は、たとえ43年という長い時が経とうが、母校の朗報には我が事のように喜ぶんである。
多分、今でもその慣習は引き継がれているだろうが、そうなると『提灯行列』なるものが催される。
明治なら、神宮から駿河台まで、応援した学生が提灯を下げて歩いて帰るのだ。
そしてその夜は、新宿のコマ劇場奥の噴水でエールの交換。
これぞ、モラトリアム、学生の特権。
バイト一辺倒だった私も一度だけそいつに参加したことがある。
ただ、そのほとんどは追憶の彼方。
『オレ、ほんとに提灯行列に参加したっけ』
というくらい、記憶が消えてる。
過日、証拠写真が、そのライングループにアップされた。
自分では全く覚えてない。
しかし、間違いなく、そこに写っているのは私だ。
当時、カメラを持ち歩く様な粋な習慣は持ちえなかったので、こうして仲間が撮ってくれるのはありがたい。
それも、こうして43年も経って。
事のついでにもう一つ明大野球部の思い出を。
それは、3年?4年?
秋の、大学日本一を決める決勝戦。
確か、東都の駒大が相手ではなかったか。
当時、六大学には法政に江川がいて、明治は香取、共に後に巨人に入るが、その二校が優勝を分け合っていたのではなかったか。
裏を取るのが面倒なので、拙い記憶だけを辿って書く。
六大学では明治が優勝して、大学日本一を決める大会でもそのまま明治が勝った。
あの時は、確か授業が休校になったように思う。
みんなで母校野球部を応援しに神宮へ。
そして、見事優勝!
そして、肩を組んで、校歌斉唱。
そして、あり得ない量の紙吹雪。
あの刹那、私はハッキリこう思った。
『この光景は死ぬまで忘れんぞ』
あれから43年(シツコイ)?
その脳内写真はセピア色に褪せてはきたが、しっかりと焼き付いている・・・
追記
気になったので、調べてみた。
すると、その決勝戦は1978.6.7.に行われ、相手は専修大学だった。
するってえと、季節は秋ではなく、大学4年の初夏だ。
てことは、もしかすると、その試合と提灯行列は同じ日だったのかも知れない。
いやはやなんとも、記憶は曖昧模糊なる上に錯綜の極みでござる。
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暫くご無沙汰だった『紫紺の集い』に朗報がもたらされた。
いや、実はそんな大層なもんじゃない。
要は、1979年に卒業した明大法学部法律学科12組の中のポン友で立ち上げたライングループに、久し振りに上がった投稿が『明大野球部春季優勝』だっただけのこと。
事ほど左様に我々は、たとえ43年という長い時が経とうが、母校の朗報には我が事のように喜ぶんである。
多分、今でもその慣習は引き継がれているだろうが、そうなると『提灯行列』なるものが催される。
明治なら、神宮から駿河台まで、応援した学生が提灯を下げて歩いて帰るのだ。
そしてその夜は、新宿のコマ劇場奥の噴水でエールの交換。
これぞ、モラトリアム、学生の特権。
バイト一辺倒だった私も一度だけそいつに参加したことがある。
ただ、そのほとんどは追憶の彼方。
『オレ、ほんとに提灯行列に参加したっけ』
というくらい、記憶が消えてる。
過日、証拠写真が、そのライングループにアップされた。
自分では全く覚えてない。
しかし、間違いなく、そこに写っているのは私だ。
当時、カメラを持ち歩く様な粋な習慣は持ちえなかったので、こうして仲間が撮ってくれるのはありがたい。
それも、こうして43年も経って。
事のついでにもう一つ明大野球部の思い出を。
それは、3年?4年?
秋の、大学日本一を決める決勝戦。
確か、東都の駒大が相手ではなかったか。
当時、六大学には法政に江川がいて、明治は香取、共に後に巨人に入るが、その二校が優勝を分け合っていたのではなかったか。
裏を取るのが面倒なので、拙い記憶だけを辿って書く。
六大学では明治が優勝して、大学日本一を決める大会でもそのまま明治が勝った。
あの時は、確か授業が休校になったように思う。
みんなで母校野球部を応援しに神宮へ。
そして、見事優勝!
そして、肩を組んで、校歌斉唱。
そして、あり得ない量の紙吹雪。
あの刹那、私はハッキリこう思った。
『この光景は死ぬまで忘れんぞ』
あれから43年(シツコイ)?
その脳内写真はセピア色に褪せてはきたが、しっかりと焼き付いている・・・
追記
気になったので、調べてみた。
すると、その決勝戦は1978.6.7.に行われ、相手は専修大学だった。
するってえと、季節は秋ではなく、大学4年の初夏だ。
てことは、もしかすると、その試合と提灯行列は同じ日だったのかも知れない。
いやはやなんとも、記憶は曖昧模糊なる上に錯綜の極みでござる。
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