田辺靖雄と梓みちよ/けんかでデイト 1963年(昭和38年)
今朝、故JFKの愛娘にまつわるニュースを見た。
その瞬間、私は高度成長期真っ盛りの我が国にセンセーショナルに報道された
JFK暗殺当時を思い出した。
それは、私が小学一年の秋?だったかな?
その二学期から当地に転入した私は、父が運転する軽トラの助手席に乗って、
それまで数年間を過ごした隣町の土居に出掛けていた。
多分、父が何らかの用事で出るときに「一緒に行くか」と誘ってもらったのだと思う。
(てことは、日曜だったのか?)
引っ越して間もなくの頃だったから、父の友人も土居の方が多かった筈だ。
町内をいくつか回ってると、途中で父の友人と出くわした。
友人は自転車で、父は運転席に座ったまま窓越しに世間話を始めた。
「河端はん、新居浜はどうで?」
くらいのハナシだったのではなかったか。
その中で、「ケネディが暗殺されたらしいわい」と、その友人の口から聞いたのである。
父はNHKのニュースを欠かさず見る人だったから、それが初耳ということは、
恐らくは移動中に流れたニュースだったのだろう。
いわゆるホットニュースという訳だ。
不思議なことに、そのときの場所や光景を、私は妙に覚えている。
だから、JFK暗殺と土居は、私の記憶の中に残る昭和30年代の出来事の中でも
はずせない一つになっている。
またそれは、亡父との記憶と言い換えても良い。
TVにJFKの葬儀の写真が映された。
そこに写る幼き頃のケネディ女史は、見るところ、小学校に上がる前くらいの年齢か?
「とすれば、私が当時小学一年生だったのだから、二つ三つ年少になるのかな?」
と考えていたら、現在55歳と紹介された。
私がそろそろ57歳になるのだから、その推測はバッチリ。
いや、ただそれだけのハナシなのだけれど、
それがどうした!?というハナシなのだけれど、
年齢を重ねると、そんなことが増えてくるなぁと、
なんとなくしみじみ思うってことなんだな、これが・・・
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