昔からの大好物。
小学生の頃、母が時々作ってくれたものは「酢漬け」という呼び方をしていた。
大学に入って、上京してみると、そこでは「〆サバ」という呼び方が一般的だった。
貧乏学生だが、その頃から「燗酒」フリークだった私は、時々一人で居酒屋に行った。
部屋で飲めば安くあがるものを、わざわざそういう「場所」へ出掛けたのは、多分、喧噪の中に身を置きたかったからであろうと分析出来る。
そこで、誰かと話したい訳ではなく、ただ、そうした環境の中で「自分」と対話するのが心地よかったことを覚えている。
多分、人恋しいんだけど、煩わしいのは嫌だという複雑な心根だったのではないかと推察する。
その性癖は今も変わらない。
いや、厳密には、今は、美味い物を飲んだり食べたりしたいのだが、自分で準備するのが面倒なときに出掛けるということの方が多い(笑)
そういう時に頼むのが大抵がこの「〆サバ」だった。
何故?それが一番安くて無難だったから。
そして、燗酒の肴としてもうってつけだった。
ただ、これには季節感があって、冬場のものだった。
春先に「まだありますか?」
「もうおわっちゃったんだよ。」
という会話の成り立つ肴であった。
そういえば、こちらの居酒屋さんではあまり見かけない。
これもやはり地域差があるのだろうか・・・
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私も、日本酒大好きです。燗して飲んだときのホコホコ感は何物にも変えがたいですね。
私の好きな日本酒は三重県の元坂酒造さんの「特別純米酒 ひやおろし」です。また、良ければお試しください。本日、私は「カツオ味噌ショウガ葱たたき」で一杯です。うまかった~(^ー^)
お酒好き女子大好き!
元坂さん了解。
〆サバは今度自分で「半殺し」にトライしてみようかと・・・
サバの「半殺し」美味しいですよ。
刺身で食べられるサバじゃないといけませんが、
生とは違った美味しさになりますよ。
ブックマークしてありますから、いずれまたお邪魔しますね。