白うさばらし

日々の出来事、陶芸制作のご紹介や展示のご案内。
つくる、たべる、みる、あそぶ、うさばらし。

石の蔵ぎゃらりぃで素敵なメモリー

2020-01-28 23:36:00 | 日記


歴史ある札幌軟石のぎゃらりぃはやしさん。本日で、毎日在廊した ちいこまアート展終了でした。

ちいさいモノこまかい絵のファンが、案外多くて嬉しかったです。何でも、時間をかけたり工夫して生み出したモノは、感心させられる。それぞれの作家も根気と想いを込めてカタチにして、観てもらえる喜びをわかって作り続けている。

 



そして、暑い夏の日の兎猫展のとき、下見に観に来てくれた北大の写真部の竹内くんが、なんと二階で同時会期で個展展示しました。

素敵なモノクロフイルム写真。
自分で現像して、粒子も粗く定着。
春からは、仙台で社会人。






この場所も、3月で役目を果たし、人目に触れられず、雪解けの頃には解体されるそうです。…大家さんの方針。はやしさんも移転はされないそうです。


在廊合間に大谷大学卒展、市民ギャラリー

毎年観てるけど、なんだか今年落ち着いた完成度高いいい展示でした。作品集も。
先輩〇〇潤子さんと感心してました。



在廊後のうさばらし。
ギャラリー近くの生姜専門店。料理全てに生姜のポカポカ効果期待。生姜って熱を通すとそんなに辛くないんですね。

日本酒専門店。熱燗もいいけど、やはり冷酒。

会期中も、帰宅後夜中までずっと釉薬掛け→窯入れでした。昨夜、酸化本焼。ただ今、冷まし中→明日朝から窯出し→猫レクション搬入〜
最近は、よく被らないでうまく搬出→搬入→準備→出展と毎日うまく回ってる。
感心してられないですが。

ただ、百貨店やチカホ、イベント出展がちょっと不安。コロナウイルスって札幌でも発病したらしいから。




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ちいさくてこまかいアート展はじまってます

2020-01-24 23:30:00 | 日記


やはり、本気で雪降りました。
そんな雪かき重い思いで見ないふりして、23日から札幌駅北口近くのギャラリー、石の蔵ぎゃらりぃはやしさんで[ちいさくてこまかいアート展]はじまりました。

札幌軟石の築百年の雰囲気あるぎゃらりぃ。立ち退き移転の話もチラホラですが、三月までは展示の予定あるそうです。


今回は、ちいさなものやこまかい絵の作品作家、6名の展示です。
23日、読売新聞や道新オントナに掲載され、開店からそれみたマダムでにぎわいました。


本日2日目、結構雪積もり、風も寒い中、カフェもにぎわって、初めてのお客様や
つどーむイベントでファンになったというamiffeさんのお客様がたくさんお越し下さいました。
それにしても、ちいさなものが大好き!という人がたくさんみえたのは(テーマに思ったとおり)ちょっとうれしいオドロキ。自分も、いくつになってもグリコのオマケや細かい絵が好きなのが実は、本音にあるのでした。



白うさぎ作品とみなさんの作品ご紹介



いつも大きな絵で空雲イメージのいさちさんは、こまかいペン画で限界に挑戦。搬入日に寒くて疲れて、風邪ひきました。



コケシ+マトリョーシカ→コケリョーシカで人気のかえるたさんは、いつもの点描やこまかい絵付け。



かわいいプラバンアクセで人気のamiffeさんは、こまかいペン画で素敵な展示をしてくれました。



マンダラ原画のa.yuさんは、レース編みのような爽やかお洒落なマンダラで怖くないです。ちいさな手描きマンダラもレジンに閉じ込めて素敵なアクセサリー。




あとりえももんがさんは、レアな動物のステンドグラス風アートと、自作の押し花を添えた優しいパステル画。



白うさぎも小皿豆皿、手捻りの小物たちと、こまかそうな過去作。

自分は、土日の14時から以外は在廊予定です。


ホントは、もう一回猫作品焼かないとならないので、頭猫ねこモードにしてニャーにゃー描いてます。

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ようやく釉薬→窯焼き

2020-01-20 01:32:49 | 日記


白石神社。人混み避けて今頃の初詣。


200個ほどの撥水作業を完了。
線画や模様を入れて、ようやくゆうやく。

右側、撥水の線がはじいたところは焼くと素地が出ます。
左側、撥水の線画に色分けをして撥水剤でカバーして、違う釉薬を掛けわけします。

釉薬は、材料店の粉を水で溶かして作る。
植物の燃やした灰や金属顔料、カオリン粘土類などを配合。ウチは、工場で調合された釉薬で見本通り焼ける…釉薬作りは、化学的研究と、なにより微妙に調合したテストピースを何度も焼かないとならない。
そんな時間は無い。

鉄のハサミで挟んで、バケツにドボンします。これは、ふわっと発色のワラ白。
ウチは、地味な一般的釉薬20色ほど。
たまにピンク色にしたい〜なんて言われるけど買いませんから。キライなんで。
でも、カラフルな発色は、白化粧土に色素を混ぜて発色してます。カラーパステルや上絵の具もあるし。ピンクだってあるし。
これ以上邪魔なバケツ増やしたくないし。

深い黒の黒マット釉。
釉薬は、沈殿するのでかき混ぜる。
昔は、大先生の教えで素手で粉を溶かして、柄杓で流し掛けしてた。爪が減る。未だにそんなことしてる同じ窯の出身者に教えたい。自分は、おたまと泡立て器、ゴムベラを駆使して手は汚さず楽々。スポンジも、たらこのってたやつ。寒冷紗高いし。ブラインダー使ってる人もいるくらい。
釉薬だって、劇薬だから。

それなのに、固い塊を砕くのにクソヂカラ入れてて、バケツを流しにひっくり返してしまった。たまに買ってしまったブルーグレーとかいうオシャレな釉薬。

土曜から窯入れして、やっと窯に電源いられました。
予定通り、月曜冷まし→火曜夜中から水曜朝にかけて窯出し→値付け→午後搬入


電気窯、ほぼ失敗なく想定範囲の発色で焼けて有難い。
ところで、NHKスカーレット。何故にあんな電気窯⁈ウチより小さそうだし、おもしろいイイ作品なら登り窯じゃないのか。
薪での炊飯が電気の炊飯器になって、楽な暮らしに浸っていったら、普通に発想も湧かない。鍋や釜で炎のチカラと音や香り五感で米を炊く。スカーレットは、炎の赤と解釈してる自分の勝手な思い込みですが。


心に余裕のあるときは、土鍋で炊く。何十年も前に自分で作らないで、買った土鍋。

火を止めるタイミングは、いい香りとチリチリと音がした刻。ピカピカの新米は、佐渡のいとこが作った米。

ラッキーに双子の卵かけご飯。


釉薬掛けのスキマにギャラリーうさばらし

NewPoint  さいとうgallery 


知り合いたくさん、おしゃべり。



吉本さん個展  アートスペース

京都在住、日本画より以前のやまと絵だそうです。
撮影禁止ですが、金箔プラチナも使ってカラフルな日本画。暮らしに添った大麻について語り、大麻からできた墨で龍描いてくれました。




近所の本郷商店街に移転してきたキコキコ商会は、後輩のSさんご夫婦。以前から絵を描いたり、ものづくりして、豆本を展示。故人小林重予さんの豆本もたくさんあった。大谷の講師で、本も出したり、道新にコラムを掲載して楽しみに読んでた。

丁寧な生き方もいいけど、思いっきり楽しみながら何か残す。短くてもその人らしい。







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2020初窯焼き素焼窯出し

2020-01-15 01:04:00 | 日記
山盛りの素焼済ませて、窯出し。

もう何年も、ヒビ割れなどの失敗は、素焼きではないです。本焼時に、半年に1人くらいあるかな。粘土の乾燥時にコレはヤバいというのわかりますから、それは素焼しないワケですから。でも、作った人のその時を思うと何とか使えるモノに焼き上げたいので、何度か本焼してヒビは見えても使えるようにします。自分のは、模様入れたり猫とか付けたりしてごまかしカバーして、絶対失敗にはしない。
窯出ししたら、さらっと水洗いします。表面に粘土の粉が付いてると、釉薬が弾いたり乗らなかったりしてガラス質がマクレルという焼き上がりになったりするから。
そして、棚板に一個ずつ並べてひっつかないようにするので、底に撥水剤という釉薬を弾く薬をぬります。

ただいま、これの塗り塗り中。有機溶剤なんで結構臭い、いい匂い。毒性アリなんで危険だけど、100個とか一晩でやる大量の時は、コレも子どもたちに手伝ってもらってたなぁ。もっと昔最初の頃は、ロウでやってた。すぐ白く固まる。白土に白でよく見えなかった。青いコレにしてからは、作業も早いけど筆の消耗早くなる。

これからまた、ゴズなどで細かい絵付けして←次の展示テーマ、釉薬かけて月曜日までには本焼しないと。


窯を冷ましてる間に、ギャラリーうさばらし。
新年恒例の楢原さんの個展。大通ギャラリー

昔の仕事でお世話になってた看板屋さんで、廃材の藝術家。


広いギャラリー全室で、新年早々4日間かけて息子さんたちと展示したインスタレーション。
昔、作品パンフを作った時の懐しい話。石狩浜に球体作品運んで、イイ写真撮った。

空き缶とか金属、木材、パイプなど叩いて貼って平面にして、ペンキ塗ったり。



ー今日誕生日なんだー何か持って行ってよーと笑顔の78歳。
錆び具合に惹かれてコレ買いました。
サインするねーと、何故か裏にデカく書いてくれた。

来年は、書で展示するそうです。
そう、楢原さん書も面白い。…解読できるかな。
ー無響さんほどじゃないけど…と謙遜?してた。
今回の案内パンフもなんと600枚直筆で書いてる。体力と制作続ける根性ホントに尊敬します。


岩教空間造形卒展 資料館


空間造形なので、
吊るし系の立体。素材が様々で面白い。
人形は、ビスクじゃなかった。焼いてない粘土。


大通公園は雪まつりの準備。

今年は、雪が降らなくて大変そう。


だいぶ進んでる所もある。スポンサーの差かなぁ。運ばれてる雪の量が違ったりする。ちゃんと間に合うでしょうが、こんな年は縮小してもいいのに。


ホントに雪がなくて、何より札幌は楽。
でもきっと、このままでは済まされない。道民はわかってる。春までには、帳尻合わせの大雪がきっとくるーー




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明けました、2020.1月と2月の出展ご案内

2020-01-09 01:34:00 | 日記
2020も、あっという間の一週間。
雪は少し10センチはないくらいの量。
でも、寒さは冬本気。


年末に、年賀状作りながら煮物作って呑んでバタバタしてたら、手に切り傷が数ヶ所。
紙で切れたのでしょう、案外痛かった。
おかげで作業できなく、注文思い出したし、結局年内素焼は延期にしました。



今更ですが、今年もうさばらし←テーマ  だった(^^)よろしくお願いいたします。

それで、キズをすると粘土をなでるとバイキン入るし、サビオ貼れないし作品に跡も着くので作れない!と言い訳して、3日まで土に触らない事にしました。
シワ寄せは、この何日か家事もせず作りまくってただ今乾燥中〜まだ、白化粧するけど。


ネズミは12年ぶりに作りました。36年前の型紙で作ったので、新作形成ではないけど、昔から人気だった豆皿とネズミの置物。昔は尻尾が皮ひもでしたが、今回針金にしました。
猫のイベントもあるので、猫皿、猫豆皿も増産。


忘れていたご注文のフリーカップ。
これくらいなら、電動ロクロでなら1時間でできるんです。なら、早く作ればーって思うけど、寒いと水ひきは ヤル気スイッチが入らない。

2020.1月23〜石の蔵ぎゃらりぃはやしさんで6人の展示あります。


ギャラリー展示は、初めてのマンダラアートのアユさん。アクセもカッコいい。
最近人気でかわいいキャラクターで細かいペン画のAmiffeさん。グッズもめんこくて自分も買っちゃいました。
コケリョーシカで売れっ子、イラストも細かい蛙田さん。絵も素敵。
あとりえももんがさんは、自作の押し花とパステル画。動物がオシャレして華やか。
いさちさんも、サムホールの半分から4分の1サイズの小さな世界を描いてくれてます。
自分も、ちまちま手捻りの小物と細かい絵付けで←これからガンバリます。
土曜以外は、ほぼ在廊予定。

30日〜東急百貨店の猫レクション 出展予定

2月1日、2日はファクトリーホールイベント出展。ペットニャン博。


1日の昼前後、2日終日、黒猫堂さんの店頭におります。


2月1日、チカホhand to heart 出展

ニャン博と被ったので、昼前後は不在になります。

今回少し奥ですが、不在中はかわいいLOvebitちゃんや優しいLittleさんが対応してくれるので、新作ネズミとか見に来てください。


そんな訳で、2月の猫イベントが被り、猫増産中でした。
雛人形が作れなかったので、次の窯焼きに少しまた作ります。






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