流雲片々   ~ 香川県・高松市 曹洞宗 祥福寺 ~

おりおりの風光とよしなし事を思いつくままに。栗林公園の南西、小高い山の中腹に閑居する禅寺和尚の雑記です。

ビフォー・アフター

2010年11月01日 | 日記
以前、寺たよりで
着物や反物をいただいたことを記事にしましたが
どのようなものを戴いたかというと



 こういう女性ものや、男性ものの着物や反物です
これを悉皆屋さん ( 染め・仕立て・繕いなど、着物に関する全般を扱うお店 ) に相談して



 このような着物や法衣に仕立て直しをしてもらいました

さすがに
着物は女性用の仕立ての一反では足りませんので
同じような風合いの生地の着物とあわせて仕立てることになりました

おそらく
着物は
女性用の着物3枚で、2枚を仕立てるという感じでしょうか?
法衣は
喪服で生地の風合いがあえば、3~4枚で1枚に仕上がるようです

和服三代などと言いますが
我々の場合は、どうやっても和服は一代
着物としては・・・・・ほとんど消耗品です

使わなくなった着物をいただくと
「色抜き・染め直し・仕立て直し」
 という伝統の技術を使って蘇させることが出来ます

本当に、ありがたいことです
和尚 合掌
コメント
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