流雲片々   ~ 香川県・高松市 曹洞宗 祥福寺 ~

おりおりの風光とよしなし事を思いつくままに。栗林公園の南西、小高い山の中腹に閑居する禅寺和尚の雑記です。

板図と軸組模型

2024年06月10日 | 日記

おはようございます

 

一昨日

仏具材の吟味で

M車工務店さんの

資材置き場を訪問

   

ああここで

本堂の床材たちも

じっくり寝ていたのか

   

出番を待つ

杉材たちの姿を

楽しんだあとは

板図(図板)と

軸受模型を鑑賞

 

図板というのは

設計図をもとに

柱や梁に番号をつけて

手刻みの手順を決める

現場の大工さんたちの

共通言語となる図面です

   

そして

設計図と

板図をもとに作るのが

   

お施主さんに

設計図という

2次元の情報から

より立体的な情報を

伝えられる軸受模型です

   

この板図が描け

軸受模型が作れるようになって

初めて棟梁たる仕事ができるとのこと

 

大工さんが

家一軒を建てる

苦労と工夫と喜びが

凝縮されたような板図と

軸受模型の数々に感動した一日

 

Have a good day ! 

コメント
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