もうすぐ開花

九州では
梅雨前線が猛威を奮っています
「記録にない大雨」ということですから
　その被害の甚大さは　いかばかりかと・・・

一方、当地では
梅雨前線が南下したのでしょうか
午前中には雨が上がり　ひたすら蒸し暑い一日となりました

本堂前では

蓮のツボミが
だいぶ　ふくらんで
花びらの感じが伝わってくるほどになりました



そして
細いアスパラガス　というか　鉛筆のような細さだった　第二弾の花茎も




不思議ですね

梅や　桜
バラもそうですが
まだ固いツボミのときの天辺

あの　色づきの　なんときれいなことでしょう

まるで　開花のエネルギーを　すべてその一点に集中しているかのようです


雨も　蓮も　すべて大自然の営み
そのどちらも　人の力でどうこうできるものではありません

自然の前では　人はあまりに無力です
その自然の中で　どう暮らしていくのか・・・難しい問題です

梅雨復活

予報通り
午後からは
ポツポツと雨となりました


本堂前の　蓮の葉にも雨粒が落ち
葉のくぼみ部分に　雨水が溜まり
その溜まった雨水が　さらにコロコロと　中心部に落ちていきます　



人の命も
この雨粒のようなものかもしれません


ほんのひととき
この世に生まれ出た命は
コロコロと動いて　ふっと
そこを離れ　ひとところに集まる

その　集まった命の水は

ふとした一瞬
池や　水鉢に帰って行く

その水は　また
雲となり　雨となって　蓮の葉の上に戻ってくる

その蓮の葉が
いつ　どこの池　どこの水鉢かは　誰にもわからぬこと

すべては
仏さまの　おはからい

蓮

今年も
蓮の鉢植えをいただきました

春先に植替るときに　肥料をたっぷり入れておけば良いだけだから(^_^)

と教えていただいて　早・・ウン年
結局、芽が出なかったり、植替え時期を逸したりで
何のことは無い　今年もまた　立派に育った蓮をいただいたような次第



それにしても
直径３６センチ
深さ１８センチほどの　漬物桶で
１２０～１３０ｃｍはあろうかという
見事な蓮に　育て上げるのですから　脱帽するしかありません

現在のところ
ツボミは　ふたつですが
まだ　ほんの小指の頭くらいのツボミが　二本
（鉢の左側　細いアスパラガスのように　チョロリと見えるのが　ツボミです）


カラスに悪戯されないように
網ガードを作って　ツボミが育つのを待つことにしました

とりあえず　網ガードが
植替えベタな和尚にできる　精一杯の仕事です　f(^_^;)

ＨＰ更新です(^_^)

祥福寺ＨＰの寺たよりが　更新です　

Ｙ下さん
休日返上の作業　ありがとうございました

和尚のブログ写真は　稲？　草？　の写真でしたが
Ｙ下さんのＨＰ写真は　なんの疑いもなく　キッパリ　稲

梅雨も　もう少し続くとの予報ですが

風にそよぐ　稲や　
田んぼの水に映る　空の雲を見て
蒸し暑いこの時季　涼を感じるのも　ささやかなラッキーです


さぁ　　今日は　　どんなラッキーを見つけましょうか？　

梅雨の中休み

一昨日夜の雷雨は
梅雨と云うよりも　集中豪雨でしたね

今日は一転して
朝から　スッキリ　クッキリとした良いお天気

拙寺を下りたところの田んぼでは
気持ちよさそうに　稲？　草？　が風にそよいでいました



ところで

この葉っぱは　いったい何の葉っぱ？　と思っていたら・・・
実は　今年は稲作を止めたため　「休耕田に生えた　ただの草」　ということでした

休耕田とは言え
田植えの時期に
他の田んぼと一緒に土を耕して
草が茂るのを防ぐのだそうですが

通りがかりに　車から見る限り
どうも稲のように思えてなりません

まるで
種もみを水田に直接まいて　育てているかのような光景で　

もしかしたら
去年の稲株が撹拌されて　梅雨どきの適度な水分と温度で　稲が育っているのかも・・などと想像が膨らむほど美しい草の色なのです


まぁ、実際のところ
稲なのか　草なのかは　不明ですが

この　風にそよぐ　緑のじゅうたんは
蒸し暑いこの時期　とても涼しげな　一服の清涼剤です