食養生365日 食材の栄養や漢方・薬膳的な効能のお話

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もうすぐ重陽の節句ということで

2014-09-04 | 発散する
来週9日は重陽の節句。
五節句のひとつで、菊の節句ともいわれています。

1月7日は七草粥を食べる、3月3日はお雛様を飾る、5月5日はしょうぶ湯に入る、7月7日短冊を書く―などなど行事を楽しむけど、9月9日ってそうでもなくないですか?

例年、菊の節句として味わうには残暑がきついから…
菊の花の最盛期には少し早い時期だから…
というのが重陽の節句が地味~な理由なのかなと、思います。

でも今年は早々と秋らしい気候になってきたことですし、今まであまり意識したことがないという方もぜひ祝ってみてください。

長陽の節句には、菊の花びらを浮かべた菊酒を飲んで、健康と運気アップを祈願します。
お酒が苦手な方はお茶に浮かべてどうぞ♪

また、枕元に菊の花を置いて香りを楽しみます。
香りで運気を高めましょう☆

うちでは食用菊を使います。




花びらをほぐしたところ

栄養的にはビタミンB1・B2などのビタミン類、マンガン、カリウムなどのミネラル類が含まれています。
また、芳香成分が神経を鎮めたり、めまいやのぼせを抑えたりするといわれています。

漢方では、肝の熱を取り除き、目の不調を改善する、余分な熱や毒素を取り除く、体表の邪気(病気のを引き起こす原因)を取り除く、などの働きがあるとされています。

目が充血したりかすんだりする時、頭痛やのぼせがある時、吹き出物や腫れがある時、晩春~秋にかけてカゼを引いて喉が痛い時に摂り入れてみてください。
私も先日喉をやられてしまった時、いただきました。

生でも食べられますが、少量の酢を加えたお湯でサッと湯がき、すぐに水にとってザルに上げておひたしにするのがおススメ。
大根おろしにのせてポン酢しょうゆで食べるのが好きです。

こちらは大根の煮物をあんかけ風に作って、仕上げに加えてみました。
彩りもよくなって美味しかったです(*´艸`)


菊花は漢方薬や薬膳茶にも用いられます。何気に奥の深い食材なんですよ!!
また別の機会に取り上げますね。

ところで、重陽の節句の前日は中秋の名月、お月見の日
今年は連チャンでやって来るんですね。
月と菊のパワーをいただいて、心と体の英気を養いましょう

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
微寒、辛・甘・苦/肝・肺

効能
肝の熱を取り除き、目の不調を改善する
余分な熱や毒素を取り除く
体表の邪気(病気のを引き起こす原因)を取り除く



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