乙女建築として人気の高い東京都庭園美術館から徒歩圏にある港区立郷土歴史館
こちらも昭和初期(1938年)の建物を見学することができます。
元は公衆衛生院で、国民の保健衛生に関する調査研究・普及活動を目的に国が設立した機関。
設計者は内田祥三
隣接する東京大学医科学研究所(旧伝染病研究所)も内田が設計。
港区は2009年に建物・敷地を取得し、現在は郷土歴史館として公開
2階の一部が常設展(有料300円)として、郷土史関連を展示している。
区運営なので、低価格ではあるが、残念ながら展示物に大きな見どころはないし、建物の構造を残した展示室転用なので、正直見辛い
個人的には無料で観れる、中央ホールや旧講堂を推したい
中央ホールは石材を多用し、その装飾も見事であると同時に採光もとても優れていると思う。
2階がエントランスですが、2階から3階を眺めても、その逆でも美しい景色
どこか映画かドラマで使われたかしら?と思わず思ってしまう旧講堂
こんな素敵な場所なのに、見学者は私の他一人でしたので、お互いが写り込まないように写真を撮るのも容易でした。
バス通りからも少し入った場所なので、静かです。
大人数では悪目立ちしてしまいそうな場所でした。
港区律郷土歴史館
港区白金台4-6-2
ゆかしの杜内
03-6450-2107