シーズン全8作品の予定で、すでに2024年に2作品を上映し、年明けから3作品目のトスカが上映されている
私は昨年時間が合わず、トスカが今シーズン初となった
私は昨年時間が合わず、トスカが今シーズン初となった
トスカはプッチーニの有名作品で、個人的にも大好き
今回は舞台芸術が実に美しかった
第一幕の教会、第二幕スカルピア邸宅、第三幕の処刑場と舞台の広さを存分に使ったスケール感、豪華さ、荒涼感
舞台だけをみていても楽しめる
タイトルロールのトスカはMETの看板ソプラノのひとり リーゼ・ダーヴィッドセン
素敵でしたぁ~。
私は初めて彼女の歌・演技に接したが、才能があるってこういうこと?と思わせる全てに余裕を感じさせる歌唱・演技
幕間の共演者のインタビューでもダーヴィッドセンに合わせる(引っ張ってもらう)ような趣旨の発言があったが、圧倒的な存在感だった
声も綺麗、演技も上手く、今まで彼女が出演した演目を見損ねてきてしまった損失を後悔してしまった
今季は4月下旬上演のフィデリオにも出演予定。見逃せない。
唯一、ノルウェー生まれの北欧人らしく背が高く、相手役を選ぶな・・・と。
プッチーニ(イタリア語 上演日2024年11月23日)
演出: デヴィッド・マクヴィカー
トスカ: リーゼ・ダーヴィッドセン(ソプラノ)
カヴァラドッシ: フレディ・デ・トマーゾ(テノール)
スカルピア: クイン・ケルシー(バリトン)
指揮: やニック・ネゼ=セガン
昨年(2024年)はプッチーニ没後100年で、ライブビューインの幕間にも「プッチーニとMET」という特別映像が流れた