side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

24別所温泉七草の湯② 食事編

2024年03月07日 | ホテル 甲信越
2月に別所温泉 七草の湯に宿泊した際の記録です。
七草の湯はお食事が美味しいとの口コミが多く楽しみでした。

施設編にも書きましたが、到着時お部屋に準備されていたウエルカムスィーツ(お茶請け)たち
ひとつを選ぶのではないんです。
左の重箱にはお茶請けに合う佃煮・山菜煮系
お菓子も佃煮も味・食感が違ったものが数種類あり、どれも美味しい
これだけあると、一度では食べきれないものの、それでも湯上りや夕食後にテレビを見ながら・・・と、最終的には全部いただいてしまいました。

一方、最近チラホラと温泉宿でみかける、夜食におにぎりやお稲荷さんのサービスはありませんでした。

夕食・朝食は食事会場で半個室でした。
部屋食も希望すれば追加料金で応じてくれるそうです(3300円/人)

食事処の壁にもアイアンのウォールデコレーション
朝食も同じ場所だったので、他室のものがどんなのか気になります。

半個室なのでお隣の声は若干聞こえます。
BGMがあったし、宿泊した日は幼児連れの組はなかったためか、比較的静かで心地よい喧騒という感じでした。

夕食のセッティング
2月頭・立春の頃だったので八寸はおめでたい組合せでした。(トップ画)
お料理は懐石コース仕立てで出てきます。
アルコール類は日本酒の品揃えが多く、我が家は日本酒を飲まないので残念でした。
兄貴はビール、私は梅酒をいただきました。

器が凝っているのは最近では定番になりましたが、七草の湯ではお刺身の醤油が白醤油だったり、五島うどんがパスタ風に調理されていたり、ところどころサプライズがあるメニュー構成でした。
接客担当の説明もマニュアル通りに読みあげるのではなく、良く勉強・関心をもってるのが分かる興味を掻き立てられる内容でした。


メインはステーキ
脂の入り具合が私達好みでした。

頃合いをみて牡蠣釜めしに点火してくれます。
お写真どうですか?との声が掛かりました。
インスタなどのSMSを意識するのは昨今では当たり前なのでしょうね。
炊きあがったばかりのご飯はもちろん美味しかったです。
ただ男性には釜めしだけでは足りないかな?と思う量でした。

お部屋(HPにも)の案内に追加メニューがありました。
大浴場フロアの自販機にカップ麺も販売されています。

翌日の朝食テーブルのセッティング
チェックイン手続きの際に、一品料理を選びます。

兄貴の選んだハンバーグはヘルシータイプでした。
私は焼き魚

お料理が色々揃ったところ。
ご飯は既に炊きあがっていました。
お粥もあって、私は五穀粥にしました。
朝食は一度に料理がでて、あとはスタッフの出入りはありません。
食後の珈琲は朝食テーブル席かフロント横のラウンジかを選ぶことができます。

女性客が多いことが納得の女性好みのメニュー構成とボリュームでした。
男性には少し足りないかな?という感じ
ちょっと捻った料理もあって、なかなか楽しい時間を夕食も朝食も過ごすことができました。

季節に合わせ少しづつメニュー内容は替わっていくそうです。
リピーターが多いのも納得です。
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24 別所温泉七草の湯① 施設編

2024年03月06日 | ホテル 甲信越
2月の長野旅行、1泊目は上田市の別所温泉 「七草の湯」に宿泊してきました。

別所温泉は日本最古・信州最古の温泉といわれています。
開湯は第12代景行天皇の時代に日本武尊の東征の際に発見とされています。 
信州の鎌倉と呼ばれていると知り親近感が湧きます。
北条氏の別院(別荘)という意味から「別所」と名がつけられ、鎌倉時代に北条義政が信濃守護職として赴任し鎌倉文化を持ち込み、当地の繁栄に貢献した歴史があるそうです。

その別所温泉で、食事が美味しく女性客のリピーターで人気の「七草の湯」(写真ベージュの建物)
高評価の口コミや宿泊記が多くて期待大で伺いましたが、大変満足な滞在でした。

私達は車利用でしたが、お宿前には車1台分のスペースしかありません。
車から荷物を降ろすと、ホテルスタッフが近くの駐車場に移動してもらえます。バレーサービスですね
別所温泉の他の宿泊施設も十分な広さの駐車場を併設しているところは少ないようです。
個人旅行がメインとなった昨今では悩ましい問題だろうな、と思いました。

館内に入ると、靴を脱いでそのままお部屋に案内されました。
館内はスリッパではなく素足だった記憶
4階の客室へはエレベーター(1基)利用です。
客室は全16部屋

利用したのは2023年にリフォームされた和洋室のモダンスイート
マッサージチェアがあるのは、我が家的に高ポイント

約12畳のお部屋なので、ベッド2台、テーブルセット、マッサージチェアがあっても窮屈感は全くありませんでした。

チェックイン手続きもお部屋でした。
入室すると既にテーブルにはウエルカムスイーツの数々
知ってはいたけどスイーツの大盤振る舞いが気になっちゃって、夕朝食の時間決めなど上の空になってしまいました。
そして何れも美味しかった
この時 ”がんばろう上田!” のデジタルクーポンを教えていただきました。

お部屋内は色々準備してありました。
浴衣もサイズ違いのものが最初から置いてありました。
タブレットは案内のみで、ルームサービスで飲み物の注文は電話でした。

水回りエリア
手前が水屋で奥が洗面台と水栓が2か所ありました。
浄水器もついていて、至れり尽くせりという感じ
一番奥右がトイレ、手前がシャワールーム
モダンスイートにはバスタブ付とシャワー付きの2種類があって、部屋の指定はできないとのこと。
シャワーはレインシャワーのほかボディシャワーがついているタイプでした。

大浴場があるので、私達はシャワールームを使うことがありませんでしたが、体調不良で大浴場に行けない時などには有難いサービスですね。

大浴場は男女の入替はありませんでした。
露天風呂もあって、2月は外で長湯はできませんでしたが、別所温泉が一望できる爽快な施設でした。
お湯はやさしく長湯をしたくなります。
飲泉も可能
湯舟も広くて、他客と一緒になってもあまり気兼ねする必要がないくらい。
カランの数も多く、サウナもありました。

脱衣スペースも十分広く、贅沢に空間を使わせてもらえました
ツボ押しグッズが置いてあったりして、痒いところに手が届くという感じ。
同じフロアには休憩のできるテラスエリアもあり、湯上りに寛ぐのによさそうでした。
大浴場を出たところの給水機も柚子湯があったり、ひと味違う工夫に感心の数々でした。

私が一番興味を持ったのが、ベッドヘッドや食事処、ホールの壁飾り(ウォールデコレーション)。


調べてみたら、多分、飛騨高山の咲羅多 のものかと。


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24ホテルメトロポリタン長野

2024年02月07日 | ホテル 甲信越
今年も長野駅隣接 ホテルメトロポリタン長野を宿泊利用した。

今回の部屋はスタンダードツイン(禁煙フロア)25㎡
昨年利用したスーペリア(30㎡)に比べるとベッドの足元のスペースがやや窮屈ではありますが、今回は寝るだけのお部屋だったので十分でした。

バス・トイレ・洗面台は一緒
綺麗に掃除されていました。

シャワーヘッドが最近では逆に珍しい、細長いタイプ
以前はこのタイプがスタイリッシュだったのですが、最近の宿泊施設では大き目なヘッドやマイクロバブルタイプに急速に変わって行っていますね。
余談ですが、私が通うスポーツジムでも女性用浴場のシャワーヘッドはRefa製に変わりました(男性は従来のままだそうですが。)

シャンプー類はホテルメトロポリタンのオリジナル
置き型ボトルです。

屋内駐車場(1泊1000円)があり、駅近くなので私達は長野宿泊はホテルメトロポリタン長野を利用しています。

とはいえ、今回は人手が足りないのか、客足が戻らないのか、残念なことが多かった。

一番は中華レストラン皇華に休業日が設けられていたこと。
毎週月・火曜日が定休日になりました(季節によって変更があるかも)
メトロポリタン長野に泊まる目的のひとつになるくらいお気に入りのレストランなのですが、運悪く宿泊日が定休日にあたり、本当にがっかりした。

女性用基礎化粧品の有無を事前に問い合わせたところ、「フロント横に自由に持っていけるクレンジング、洗顔、ローションが置いてある」との回答。
「乳液は?書き忘れ?」と思ったけど、実際にも乳液は置いてありませんでした。
凄く不思議。念のため持参したけど。
どうしてこうなるのか?期間限定のサービスで乳液が先に在庫がなくなったのかな?

お部屋のクリーニングやアメニティの不足はなかった
だけど、パブリックスペースにスタッフがほとんどいなかったのも気になるところ。
大雪対応があったのかもしれないけど、車寄せに案内がいなかったし、エレベーターホールに置かれたゴミ(飲物カップ)は私達のチェックインからチェックアウトまで回収されることがなかった。

朝食はビュッフェ
プラン以外は大人1800円
品数が豊富というわけではないが、良心的な価格だと思う。

次回利用する時はもう少し活気が戻っていると良いな、と思う。

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23ふふ河口湖に泊まる③ 施設編

2023年08月15日 | ホテル 甲信越
ふふ河口湖の入口は車寄せのスペースがあって、荷物の積み下ろしができる。
スタッフさんもテキパキと助けてくれる。
駐車場は別の一段高い場所にあって移動が必要
バレーパーキングはない

チェックイン時はロビーフロアで窓の外の景色を眺めながら、ウエルカムドリンクをいただく。
石目調の壁、ウッディとファブリックな調度品で外から続くナチュラル感を演出している感じ

目隠しも兼ねているのか、グリーンの枝が元気良すぎてやや煩い、と感じてしまった。

ロビーの奥にはカフェ&バーエリア
部屋でくつろぎすぎて営業時間帯に行くことが出来ず(忘れて)、朝食前に撮影した
ロビーの延長線のような雰囲気
バルコニーに出ることも可能
ゆったりしたソファもあり、この日は生憎雨が降っていて眺めるだけだったけど、バルコニーで過ごすのも気持ちよさそうだった。

チェックイン時の窓からの眺め
この時が天候的に一番良かった

庭にはパーゴラやテラスが設けられて雨でなければ気持ちよさそう(ちょっとワイルドだけど)

ふふ河口湖のチェックインは午後3時、チェックアウト午前11時
アーリーチェックインにも対応していますが、1時間13200円と明記されています。

客室は全室お風呂付きですが、宿泊棟の1階に大(共用)浴場もあります。
広い洗い場が好みの人は大浴場が良いかもしれません(部屋はシャワールームなので)
ただ、広さは左程なく、女性用で風呂・洗い場ともに最大4-5人という感じです。
私は最初に1度利用しましたが、残りは部屋のお風呂を利用しました。

宿泊棟とロビー棟を繋ぐ外廊下
雨風を避ける工夫もありますし、防犯カメラも設置されています。
そういえば、宿泊棟に入る際にカードキーでのチェックはなかったように記憶しています。

夕食のためロビー階に移動した際に撮った写真
同じ廊下が夜になるとここまで照明が落とされます。

この日はほぼ満室だった様子ですが、館内はかなり静かでした。

ふふ河口湖から河口湖畔まで徒歩で散策できます。
緩やかな斜面ではありますが。
写真左の木の繁みがもみじ回廊

中央の南欧風建物はケーキショップエスペランサ(美味しいです!)
その奥の建物がふふ河口湖です

今回は天気に恵まれませんでしたが、落ち着いた静かな滞在ができる素敵なホテルでした。
予約が取り辛いのも納得です。
私は数か月前に予約しましたが、直前のキャンセルでの空室を狙うのもありかと(キャンセル料は通常7日前から)




23ふふ河口湖に泊まる② 食事編

2023年08月14日 | ホテル 甲信越
ふふ河口湖の宿泊プランは2食付きか朝食付き
湖畔に飲食店はあるものの車で行くことになるし、連泊でなければホテルの夕食を楽しむのが良いと思う

ふふグループの食事は評価が高いので楽しみにしていた。

夕食はチェックイン時に時間指定
事前予約は受けていないはずだが、早々に混んでいるからと遅い時間を勧められた。
子供連れのグループも多かったので、仕方ないかな、と思う

夕食・朝食ともレストランは同じで、ロビー棟1階「山のは」
入口から炭火焼き場で腕を振るうキッチンの姿が目に入ります。

席は窓側から段差ありでBOX席が配置されていて、人数に合わせて配席されます。
私達は一番高い(窓から遠い)2名横並びの席でした。
夏なので早い時間なら富士山の夕暮れを眺めながらだったのかもしれませんが、8時過ぎの食事では窓の外は全く見えません
照明もかなり落としているので、他の席は音も含め気になりませんでした。

料理は会席コース風順番で出されますが、そのほとんどが取分けのパフォーマンス付でした。
先方も慣れたもので、さりげなくシャッターチャンスであることを示唆します。

グリルだけでなく、お造りもありました。

ご飯はひつまぶし

素材や調理法を伺ったり、盛り付けに感嘆したり、ワイワイしながらの食事となりました。
大感激の一品はありませんでしたが、終始楽しく、満腹感も丁度良かったです。

確かに食後は炭火焼の匂いがついていたので、作務衣着用が正解でした。
作務衣以外の宿泊者いたかしら?

朝食も同じ会場です。
この時は窓側のカウンター席に並んでの食事となりました。
雨で富士山は見えませんが、緑が清々しく朝食向きの景色です。

最初にだされた目覚めのお茶だったかと・・・

朝食は名物納豆グラタン以外は一度に出され、それぞれのペースで食事できます。
豆腐の上に納豆とチーズが乗っています。美味しいです。

朝からモリモリ食べれます。

感動① 生卵!

感動② お替り可能なとろろ!

生卵は黄身だけを、それもとろろに入れて、という食べ方を推奨されていました。卵かけご飯ではないんです
私はとろろ大好きなので、おかずでお腹が一杯にならないよう、しっかり食べました。

メニューの変更頻度がどのくらいかわかりませんが、スタッフの食材や調理法の知識や提供方法の練度など、素晴らし、大変満足度が高かったです。

朝食の最後にチェックアウト時間の確認があります。
荷物のお部屋出しのサポートが必要かも確認されました。

朝食時、外国人家族単位での宿泊客が多かったのにも気づきました。


23 ふふ河口湖に泊まる① お部屋編

2023年08月13日 | ホテル 甲信越
人気の宿泊施設 ふふ河口湖に行ってきました。
個性かつ新しいホテルステイやレジャーを提案し続けるカトープレジャーグループが2018年に開業したホテルです。
その後も”ふふ”の開業は続き、最近では箱根にもオープンしました。(2022年1月)

私達が宿泊したのは7月中旬
梅雨明けが待遠し頃で、滞在中もほとんどの時間帯が雨でした

ふふ河口湖のお部屋は6タイプあり全てスイートの名称がついています。
どの部屋からも富士山が眺められますが、もちろん上層階の方が景色良いわけです。
フロア位置とお部屋の広さでカテゴリーが変わります。

私達は木の花コンフォートスイートを予約しました。
カテゴリーでは下から2番目で、2階、3階の部屋です。
木の花コンフォートスイートでもレイアウトがいくつかあることがHPで紹介されています。
私達は ワンルームタイプI をリクエストしておりました。


ベッドとリビングエリアがひとつになり、かつインナーバルコニーにもつながっているタイプです。
バルコニーの椅子2脚は外を向き、富士山を眺めながら寛げるようになっています。

写真右手に洗面室・シャワールーム・半露天風呂があります。

別角度(洗面室入口)から

インナーバルコニーエリア
奥に半露天風呂があり、インナーバルコニーからもお風呂へ行くことができます。
インナーバルコニーとベッドエリアの間はスライディングドアと遮光性のあるカーテンを引くことができます。

お風呂はこんな感じ
お部屋に入室した段階で、お湯張は済んでいました
部屋でチェックイン手続きだったのですが、案内してくれたスタッフが湯音を確認してくれました。
蓋はなく、巡回式で湯音を維持しているようです。(冬場はどうするのかしら?)

洗面台は横に広く、ポータブルテレビもあり。
引出は少なく、使用後のタオル置き場がないのも残念

オリジナルのコスメアメニティが置いてあります。
タオル類のハンガーも掛け方もお洒落

ふふ河口湖は建設にあたって伐採した木や切り崩した地盤石等をインテリアに再利用しているそうです。

なので、お部屋内だけでなく施設の多くで切株風の置物や石のオブジェがありました。

チェックイン手続き後スタッフ退室時には館内用のスリッパを準備してくれました。
黒が男性用でやや大きいです。
入口横にはユーティリティーボックスがあり、使用後のグラスやタオルを出しておくと回収してくれます。(バトラーボックスと呼ぶホテルもありますね)


クローゼットはオープンタイプ
白カーディガンは私物ですが、右の作務衣が室内着として準備されています。
夕食時はグリルの匂いがつくので、と作務衣着用が推奨されます。(お洒落感ゼロではありますが)
パジャマは別に用意されていました。

右の棚には虫よけ(ベープマット)が雰囲気を壊さずに置いてあります。

部屋の冷蔵庫内はソフトドリンクは無料でした(追加は有料)
アルコール類はタブたつけられています。

基本の宿泊プランが2食付きですが、連泊者向けにルームサービスメニューもありました。

これもちょっとしたサプライズ
缶にHUNGRYとあり、中には充電器が
痒いところにも手が届く配慮に多くの高評価を得ることにも納得です。


バルコニーの椅子の間にあるバイオエタノール暖炉
夜、リクエストをするとスタッフが着火してくれます。
照明を消して(落として)、火を眺めながら寛ぐのも、気持ちが落ち着きます。
程よい頃にエタノールが切れるので消火に気を使わないのもいいです。

これも素適なアイデアだな、と思いました。

開業5年目ですが、メンテナンスは手抜かりがありません。

最後にお部屋からの富士山
正面に見えます(夏なので黒い稜線)
本当はチェックインの際が一番姿が良く見えました。
その後は雨だったり、雲が掛かったりで、全体の姿を写真に収めることはできませんでした。

途中に見える建物はふふ河口湖のロビー・レストラン棟です。

河口湖畔の秀峰閣湖月の富士山とは違った感じで、良かったです。

23常盤ホテルに泊まる③食事編

2023年06月25日 | ホテル 甲信越
常盤ホテルの宿泊プランは夕朝食付き
HPでも独立したページで食事についての紹介があるので、宿として自慢のポイントなのだろう。

食事会場は3階個室食事処「桜」で。
2022年3月に大宴会場をリニューアルして設けられた食事処で、部屋ごとに半個室へ案内されます。
「桜」の入口廊下は庭に面していますが、個々の個室は窓がない空間です
壁上部が空いているし、入口ドアも閉められることはありませんでした(ドアがあったかも不明)

着席時のセッティング
着席すると紙が取り払われます。

入口側は赤のプレイスマットで奥が黒
兄貴が入口側に座ったのだけど、箸・箸置きも色のコーディネイト(入口側ピンク、奥が青)がされていて、、、つまり男性は奥ってこと?と途中で気づいた

料理は季節でメニューが替わり、HPにも紹介されています。
私達はスタンダードプランでしたが、品数・ボリューム・内容とも十分でした。
因みにラグジュアリーコースは品数だけでなく素材・器も格が上がるようです。

お凌ぎの寿司握り
甲州牛と鮪
海のない山梨ですが、鮪の消費量は日本2位

テーブルにセットされていた蒸し器は甲州牛のしゃぶしゃぶだった。
美味しかったけど、メイン料理なので、ここだけは、溶岩焼きの方がうれしかったかな。

各部屋に担当スタッフが付き、手際よく料理の上げ下げをしてくれます。
食事のペースはそれぞれだし、適温で料理を出すのは大変だろうけど、待たされることなく、どれも食べ頃で美味しい夕食でした。
ご飯はエンドウ豆ご飯、デザートもついてきます。
和食なので、食後の珈琲はなし。

常盤ホテルにはターンダウンのサービスはありません。
和室の部屋は夕食中にお布団敷があるのかもしれませんが。。。

でも夕食中にお部屋にお夜食が届けられていました
温泉あるあるですが、結構満腹なのに、しっかりお夜食も食べれてしまいますね。

朝食も同じ会場

箱に小鉢が入っています
開けたところ。

朝食では料理の説明はほとんどありません。
かわりに箱の蓋に小鉢の内容が書かれた紙がおいてあります。
説明されても、覚えきれないことも多いので、便利ですね。

テーブルにはお味噌汁の鍋がコンロでスタンバイ
自分でよそうシステムでした。

お食事は内容・ボリュームともとても満足しました。
消化も良いようで、帰路も普通にお腹もすきました。

敷地内にステーキハウス「ペントハウス甲州」があります。
古民家で雰囲気もよさそう。
ホテル自体の食事を考えるとステーキハウスも期待できそうです。

常盤ホテルのある湯村温泉はコロナ禍を経て、残念ながら随分さびれていました。
近くの記念日ホテルの前身甲府富士屋ホテルは何度か利用しましたが、当時と比べると観光客らしき人の姿が少なくなりました。
常盤ホテルには、是非頑張って貰いたいし、応援していきたいです。




23常盤ホテルに泊まる② 施設編

2023年06月24日 | ホテル 甲信越
山梨県甲府市湯村温泉郷の常盤ホテル

とにかくお庭が美しい

庭を眺められるラウンジエリアで2回ドリンクサービスがあって、到着日はワイン(ノンアルコールは烏龍茶だったかな?)、翌朝は珈琲類のソフトドリンク

毎日夕方に館内ツアーもあり、ロビーに集合すると常盤ホテルの歴史、庭の見どころ、皇室関連のお写真、囲碁・将棋のタイトル戦関連の展示など紹介してくれる。(所要時間20-30分)
上写真はロビーからラウンジ方向をみたところ。
木の背後にあるのが東館

庭に降りてロビー館・西館を眺めたところ。

離れの客室
大浴場からは遠いがそれぞれに露天風呂がついていたはず。
家族連れなどは、隣室に気を使わないのでよいかもしれませんね。
庭にいると、双方ちょっと人の気配を感じてしまう近さです。

離れへは外廊下があり、日中も夜も雰囲気が良い

宿泊した頃は新緑美しい季節でした。
秋は紅葉が見事と想像されるが、冬の枯れた庭も一興かも。

大浴場は東館の2階からアクセス
客室(特に2階)はすぐ近くに大浴場への廊下

突き当りに大浴場
夜中に男女が入れ替わり、違った趣向が楽しめます。
いずれの大浴場も手を入れたのか、窓が大きく外の景色を楽しめ内湯も開放的

露天風呂はやや小さ目で(片方3名くらい?片方6人くらい?)
奥の浴場の方が大きいのだが、露天風呂は岩風呂風だし、階段を下りた先にあってちょっと好みの分かれるところ。
個人的には露天風呂の野趣を感じられるところは好みだし、階段の手摺に保温機能があり冷たくなかったのに感激した。

大浴場の出入口にある冷茶・冷水サービス
脱衣所にはアイスバーが置いてあり、無料でいただけます。
湯質もきつくなく、肌当たりも良いので、いつもより多めに入浴してしまいました。
ホテルオリジナルのアメニティが置いてあります。

駐車場には電気自動車用充電設備
きちんと時流に合わせて設備強化が伺えるところ。




23常盤ホテルに泊まる①お部屋編

2023年06月23日 | ホテル 甲信越
5月下旬に山梨県甲府、湯村温泉の常盤ホテルに宿泊してきました。
創業は昭和4年の老舗旅館
昭和天皇を始め皇族方が宿泊した歴史もあり、近年では囲碁・将棋のタイトル戦が行われるなど、輝かしい業績を積み上げてきたホテルです。

建物の維持にも積極的に努めていて、昭和期には増築、平成・令和期は改装を積極的に行っている。
入口を入ったロビーは自慢の庭が見える大きな窓で、四季折々、楽しめると思う。

なにより、スタッフの方々の対応が大変気持ち良く、居心地の良さが半端ない。
良く教育されているし、スタッフ自身の常盤ホテルへの愛情とプライドを随所に感じた滞在だった

私達は令和2年に和洋室に改装された、東館の和洋室ツインを予約した。
ベッド派の私達には和洋室のある温泉旅館はありがたい
(足腰のためには布団の寝起きが一番良いようですが・・・)

入室した際の沓脱が広い
左奥の襖を開けると和室+ベッドエリア
左手が洗面所・トイレ・浴室でした。


8帖+ツインベッドルームの部屋
手前が和室で、一段下がった庭側がベッドエリア

ベッドはシングルベッドで寝心地は悪くなかったが、昨今のベッド事情だと少々小さく感じる
ベッドエリアの床はカーペット敷

和室エリアは座卓を中心に、床の間の右手が水屋とテレビ
この部屋は最大5名利用可能で、3名以上で利用の場合はここに布団が敷かれます。

冷蔵庫の中のジュースとミネラルウォーターは無料のサービスでした。


水回りは入口近く
洗面台を挟んで個室トイレとお風呂

東館は大浴場に近い(私達の部屋は目の前の廊下突き当りが大浴場)ので、部屋の風呂場は使わなかった。
お風呂は風呂場や客室に温泉臭がしなかったので普通の水かもと推測。
(使う人も少ないから温泉の香りがしないのかもしれないが・・・)

お部屋は今風のリフォームで居心地も悪くありません。
ただ、コンセントの数が増設できなかったのか、圧倒的に足りませんでした。
枕元でのスマホの充電もできませんでした。
照明も少なく、ベッドエリアが一段下がっているのですが、就寝時は灯りがなく、ちょっと不便でした。

窓は障子とロールスクリーンで遮光調整
ロールスクリーンが窓幅に対して2枚だったため、どうしても隙間ができてしまいます。
早く起きれる、と考えればよいのですが。

2階のお部屋からの眺め
奥の建物は離れの客室です。
夜は松明も焚かれました。

非日常感たっぷりで、凄くリフレッシュできた滞在でした。





ホテルメトロポリタン長野

2023年03月01日 | ホテル 甲信越
久しぶりに長野駅隣接のホテルメトロポリタン長野に宿泊した。
前回の宿泊は・・・と過去記事を確認したら、なんと旧ブログの2018年でした

今回はスーペリアツイン30㎡のお部屋でしたが、窮屈さは全く感じなかった。
部屋のインテリアのカラートーンは前回宿泊したものと変わりありませんね。

前回記事で話題にした貸出スマホHandyはもう存在しませんでした。

スーペリアツインの部屋も洗面・トイレ・バスは一緒でした。
バスは洗い場がないバスタブのみ、シャワーもハンドシャワーのみ
シャンプー類はボトル置き型タイプ

無料ミネラルウォーターはコロナ禍を経て加わったサービスですね。一度予算に到達していた信州割が再開した直後に予約をしました。
信州割では写真のカードを貰います。
支払い時にお店の端末にQRコードを読ませる方法でした。

ホテルメトロポリタン長野はJR長野駅の商業施設に屋内通路で繋がっているので便利です。
特にMIDORI長野の2階お土産コーナーは朝9時営業開始なので帰宅日の朝を有効に使えます。
1階にあるマルシェは地元野菜・果物が本当に美味しそうで、私達はリンゴを箱買いしました。こちらは10時営業開始