来日公演中の英国ロイヤル・バレエ団の演目 「ロミオとジュリエット」を観てきた。
場所は東京文化会館
東京文化会館に入るの久しぶりの上、展示ブースの華やかさに戸惑ってしまった。
次公演のチケットも販売していて、なかなかの活気
有名ストーリーのロミオとジュリエットはプロコフィエフ作曲
音楽では耳慣れているが、バレエとして通しで観るのは初めて。
舞台がとにかく美しい・・・というので楽しみに行ってきた。
振付:ケネス・マクミラン
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
美術・衣装: ニコラス・ジョージアディス
照明: ジョン・B・リード
ステージング: クリストファー・サンダース
ジュリエット:フランチェスカ・ヘイワード
ロミオ: アレクサンダー・キャンベル
指揮者;クーン・ケッセルズ
オーケストラ:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
3幕(幕間休憩20分)約3時間
バレエを見るたび思うのですが、動く絵本を観ているような綺麗な舞台でした。
夢の世界に入れます。
主演のキャストは公演毎に違うようです。
熱心なファンの方は出演者・配役によってチケットを取るのか、キャストの違いを楽しむため複数公演観るのかもしれません。
今回ドラマティック・バレエという言葉を知りました。
演劇要素の強いバレエのことで、ロミオとジュリエットはその代表作のひとつ
(他にカルメン、マノン、スパルタカスなど)
英国ロイヤル・バレエ団の得意とする演目なのだそう。
第一幕がジュリエットとロミオが出会い・恋し焦がれてジュリエットの家に忍び込むところまで。
ジュリエットは14歳の設定どおり、幼さが残り可憐で身軽で、、、という振付が随所に
そして二人のパ・ド・ドゥが実にピュアな美しさを醸し出していて眼福なのですが、リフトがややアクロバティックなのには驚きました。
私、フィギュアスケートでもそうですが、リフトのポージングが大好き
なのでポージングの美しさにうっとりする一方、ロミオが走り寄ってジャンプしてくるジュリエット受け止める箇所では相性もあるんだろうな・・・などと思いながら見てました。
キャピュレット家とモンタギュー家の争いの場面では剣が重なる音さえもリズムを刻んでいて、バレエ舞台の奥深さを感じました。
会場で貰ったチラシには海外歌劇団の来日公演の案内もありました。
チケット価格をみると一瞬ギョッとしますが、海外のインフレ度合や円安の為替を考えれば相応かまだ手頃なのかな・・・とも思いました。
来日公演の情報にアンテナをはって、できれば行ってみたいですね。
東京文化会館は席での飲食は完全禁止、カメラ撮影も禁止(公演前後も含む?)と案内がされていました。
幕間でのホワイエのドリンク販売はあり、椅子もかつてより多く設置されているようでした。
会場外へ出ることも可能(再入場券を貰う必要あり)なので、JR上野駅側のコンビニに飲み物を購入したり、屋外のベンチに座る人も多かったです。