
反田恭平さんとの親交も厚く、ドゥオコンサートも開いたりしている。
務川さんにとって 東京のコンサートホールでは初リサイタルになる記念すべき公演
4月にロン=ティボー受賞記念リサイタルが開かれる予定だったのが、コロナ禍で(本人の言葉によれば)紆余曲折を経て 開催されたリサイタル
休憩なしの70分公演、注意喚起メール(前日配信)、配席やチケットへの連絡先記入等コロナ対応にも標準型が見えてきた
会場のドリンクコーナーは休止でしたが、公演後に物販は行われたのが今までとは違ったところ。
現金(釣銭なしの準備)のみ、アクリル板越しでの受け渡しでした
会場のドリンクコーナーは休止でしたが、公演後に物販は行われたのが今までとは違ったところ。
現金(釣銭なしの準備)のみ、アクリル板越しでの受け渡しでした
ベートーヴェン: ピアノソナタ第30番 ホ長調Op109
デュサパン: ピアノのための7つの練習曲より第5番
シューマン: 子供のためのアルバムOp68より第30番(無題)
ショパン: バラード第1番ト短調 Op.23
ショスタコーヴィチ: 24の前奏曲とフーガより 第15番変ニ長調
ラフマニノフ: コレルリの主題による変奏曲ニ短調Op.42
(アンコール)
J.S.バッハ:フランス組曲第5番よりサラバンド
ラフマニノフ :楽興の時 作品16より第3番
ラフマニノフ :楽興の時 作品16より第3番
務川さんの演奏はライブ配信で浜松コンクールで拝聴し、CDも購入して聴いていましたが、生演奏は初めて
最初のベートーヴェンで印象が少々変わりました。
最初のベートーヴェンで印象が少々変わりました。
音の”甘さ”が独特で、じっくりととろけさせてくれるような感覚です(個人の感想です)。
務川さんの希望を強く反映させたプログラムは正直少々難解なところもありましたが、ピアノの世界の奥深さも感じることができました。
アンコールの際、ベートーヴェン第30番もラフマニノフ コレルリ・・・にも”サラバンド”的という共通項があるのでとの説明
アンコールの際、ベートーヴェン第30番もラフマニノフ コレルリ・・・にも”サラバンド”的という共通項があるのでとの説明
現在フランスで学ぶ身としてはベートーヴェンを弾くことに怖さを感じている一方ベートーヴェンにきちんと向かっていかなくては・・・という趣旨の挨拶には務川さんの人柄とピアノに向かう姿勢を表しているなぁと。
今後どんなリサイタルを開いてくれるのか、楽しみですね。
会場には反田恭平さんらの姿もありました。