side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

クスノキの番人 東野圭吾

2020年05月20日 | 書籍・雑誌

*****ご注意 一部ネタバレを含む可能性があります *****

(商品リンク先は楽天ブックスですが、現在在庫なしです)

2020年3月初版
書き下ろし

早世したシングルマザーと祖母に育てられた主人公玲斗は底辺の生活をしていて、犯罪に手を染め、起訴されても仕方ない状況下、叔母が救いの手を差し伸べる
叔母の希望に従い、願いを叶えてくれるという”クスノキ”の番人を務めることになる。

不思議な力を持つクスノキに願いを託す人々と叔母との交流を通じて成長する玲斗のストーリー
ミステリーではなくナミヤ雑貨店の奇蹟を思い起こすファンタジー系

映像化が合いそうな作品

読みやすいが、途中から先行きが想像できてしまう展開だった
舞台が東京・箱根なので個人的に親しみやすかった
血縁や家(系)を継ぐこと、家族に残していくもの、、、などちょっと考えさせられるテーマだった。

装幀: 菊池 祐 装画: 千海博美
ハードカバーではなくソフトカバー

私が手にしたのは 初版第3刷
東野作品 初の多言語同時期発売だそうで、本の帯が中国・韓国の感想だった





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