女性なら思わず手にとってしまうタイトル
シーン別に言葉の選び方を紹介しているハウツー本ではありますが、期待以上に勉強になりました。
シーン別に言葉の選び方を紹介しているハウツー本ではありますが、期待以上に勉強になりました。
読者対象は部下をもつ女性で、ビジネスシーンでの例も多く掲載しています。ビジネスシーンの場面(依頼・お詫び・提案)など男性にも利用可能
文頭の「はじめに」でまず、”やばい”の一語でなんでも済ましてしまう現状を嘆かれています
では、どの言葉を使ったら適切なのか、、、とすると、近年余りにも言葉をおろそかにしてきてしまったかもしれません。
では、どの言葉を使ったら適切なのか、、、とすると、近年余りにも言葉をおろそかにしてきてしまったかもしれません。
私も ”すみません”の多用は意識して控えるようにしていましたが、”申し訳ございませんが”より好ましい言葉遣いで ”畏れいりますが”ということが直ぐにでてきませんでした。
更に ”おそれ”には 畏れ、怖れ、恐れの字があり、それぞれに状況の違いがあることを知りました
最近TVでも連発の”感動” という言葉
筆者によると、「感動した」はその時にワッと感じるようなショートタイムの感情を表す表現だそうで、翌日までも余韻が残るような感情は「心を揺さぶられた」との表現がふさわしい、とのこと。
個人的にとても腑に落ちる説明でした。
「感服した」も良い言葉ですね。
筆者によると、「感動した」はその時にワッと感じるようなショートタイムの感情を表す表現だそうで、翌日までも余韻が残るような感情は「心を揺さぶられた」との表現がふさわしい、とのこと。
個人的にとても腑に落ちる説明でした。
「感服した」も良い言葉ですね。
「とても」「非常に」も「いた(甚)く」に言い換えるだけでワンランク上がった感じがしませんか?
そのほかにも、知ってはいてもなかなか日常的に使いこなせていない言葉があり、これからは意識して使っていこうと思いました。
美しい言葉を身につける本として、幸田文(黒い裾、流れる、しつけ帖)、向田邦子(思い出トランプ、父の詫び状)を勧めている、親切な本です