Novo começo. Com esperança e música.  ~おやじの再出発ブログ~

旧・ギターとともに.おやじの再出発ブログ
大病から復帰した親父が始めたギター。家族とギターとともに歩むマイペースな人生

退院から5年。。。

2013-10-14 10:42:39 | が~ん、その後の療養日記
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およそ半年ぶりに、フォロー検査を受けて来ました。4月の検査は報告を
忘れていました。(苦笑)と、これって、昨年と同じ展開。(笑)

さて、今回は、退院丸5年目。つまり、退院の際に、再発フォローの一つ
の節目、目標とされたマイルストーンですから、「これで終わるのだ」と
の思いで、病院に向かったのでした。今回の受付番号は77。ラッキー番
号です。(ホントかいな?笑)

さて、CTは4月に検査したので、今回は血液検査のみ。

■腫瘍マーカーは、HCG(0.4)、AFP(3.3)で問題なし。

ということで、何事もありませんでした。ほっとしました。

やれやれ、これで晴れて5年に及んだ通院も終わるな、、、と思ったので
すが。。。

今の主治医の先生、1年半前に「CTは半年に1度を継続、フォロー検査
は10年続けた方がいい」と仰った方。。その際に「それは、これまでの
医師から聞いてきた話と違います」ということを申し上げたところ、1年前
の検査では何も言わなかったのです。ところが、、、

「何事もありませんでしたね。次は半年後にCTと血液検査になります。」

「あれ?検査は今回でもう終わりですよね。」

「ん~、今回で丸5年経過しましたが、5年経過後でも再発される方もいる
ので、検査は10年続けた方がいいですよ。」

「検査は5年間って、退院の際に仰ったじゃないですか。何となく、今の
雰囲気だと、10年たったら、15年って言われそうですね。」

「発見が遅れたら、抗がん剤治療の期間が長くなったりしますから、定期
的に検査を受けた方がいいと思います。」

「でも、もうCTは受けたくありません。CTの被爆量は尋常ではなく、
CTを1回受診する毎に、発がんの危険性が高まるとも聞いています。」

「ええ、胸部レントゲン500枚分ですから。でも、半年に1回程度なら
問題ありませんし、それに、もし発がんしたら、それ以上の、つまり放射
線治療をしなければいけなくなったりしますし。。。」

・・・・・・・・

問題ないという実感が得られませんでしたし、それに、「どの道、病院に
来るしかないのだ」と、逆に脅迫されてる気分になったので、CTについ
ては、キッパリ断り、血液検査については、半年後の予約をして、帰って
きました。いえ、私はもう今回で検査は終わろうと思っています。

何事もなく、退院5年目を迎えることができ、本当にほっとしました。
医療関係の方をはじめ、皆さんのお陰です。感謝・・・



慶応の近藤先生は、その著書で仰っています。転移するがんは治らない、
転移しないがんは放っておいても大丈夫。つまり、がんの治療というのは、
治らないがんに掛かった場合において、QOLを高めるために行うのが本筋
であって、そうではない治療はむしろ寿命を縮めるものである、と。。

正しい情報によって、患者自身が選択できる世の中が来て欲しいものです。


食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、楽器練習の秋?・・・
さ、深まる秋を楽しんで、皆さん、ストレスを発散しましょう!

Toshi