Novo começo. Com esperança e música.  ~おやじの再出発ブログ~

旧・ギターとともに.おやじの再出発ブログ
大病から復帰した親父が始めたギター。家族とギターとともに歩むマイペースな人生

molto seccoの切れ味を出すには!?

2017-11-26 08:19:06 | ギターな日々

葉山:背光の三ヶ岡

寒くなってきましたねえ。皆さんも、どうぞご自愛のほど。。。

さて、Felicidadeです。
練習に励んでますが、改めてこの曲、①表現(抑揚)、②ボサノバ系のリズム、③スピード、の大きく3点がポイントだな、と感じています。
①の表現ですが、前回の記事でたくさんの音楽記号を紹介した通り、細かい指示があります。
まあ、強弱はさておき、今回興味深く感じたものの一つが、「molto secco」のところ。
molto secco ~ 非常に鋭く音を切って演奏 ~ という意味でした。

(クリックで拡大)

この部分。73小節目辺りです。
69小節目から始まる上行フレーズで盛り上げていく山場、ハイポジでの演奏。
ここ、ディアンスの演奏を聴くと、まさに「非常に鋭く音を切って」なのですが、その鋭さときたら、私的には、まるで「旋盤で回ってる材料にバイトを一瞬当てたときのような鋭い音」に感じました。(笑)
自分でも、俺って変かな?って思いますが、それほどに切れ味があると感じた次第です。
では、改めてディアンスの演奏を。。。



くだんの演奏は、2:50辺りからです。ぜひ聴いてみてください。
如何でしょうか?

この切れ味は、どうやったら出るのでしょう?やはり、リズム感というかノリなんですかねぇ?
すみません、どなたかコツを教えて戴けると嬉しいのですが。。。

宜しくお願い致します。

 Toshi

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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
おぢさんへ (Toshi)
2017-11-28 11:33:56
おぢさん様、こんにちは。

ご教示誠に有難うございます。
映像を観ましたが、なるほど、歌詞は切ない内容ですし、穏やかな曲調です。

ディアンスのソロギター演奏を聴いていて気付いたのですが、youtubeで聴いた村治奏一氏はじめ様々な方の演奏と比べると、ディアンスの演奏はスピード感抜群なのに最も柔らかい演奏だと感じました。
様々な演奏家の解釈とともに、原曲の持つ雰囲気に想いを馳せてみるのも大事ですね。勉強になります。
有難うございました。

Toshi
返信する
Unknown (おぢさん)
2017-11-27 23:23:27
返信ありがとうございます。

お節介ついでにもうひとつよろしいでしょうか。

A Felicidadeの原曲はとても穏やかな曲で、ディアンスのアレンジのような激しさ・土着さはないんです。

参考までに、映画「黒いオルフェ」の冒頭で流れる曲がオリジナルです。(~3分あたり)
https://www.youtube.com/watch?v=y5yo7IyLfwY

ブラジルの人たちの演奏と歌詞の意味はこちらをどうぞ。
http://tekuteku-tanko.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/a_felicidade_390a_1.html

ディアンスのアレンジや表現と比べてみるのも面白いかと思い、蛇足ながら紹介させていただきました。練習の成果を楽しみにしております。
返信する
おぢさんへ (Toshi)
2017-11-27 14:24:47
おぢさん様、こんにちは!
拙blogへお立ち寄り戴き有難うございます。
また、この度は貴重なアドバイスを頂戴し、誠に有難うございました。感激しています。

私はこの曲の練習に夢中になってる内に、これはディアンスのソロギター、みたいなところに、すっかりとらわれていました。。
フェリシダージ、原曲はボサノヴァの名曲。。
ジョビンはブラジルの作曲家でミュージシャン。。
なるほど。。。
この切れ味はブラジル的なリズムのノリなのですね?

了解です。
ブラジル音楽にもっと接近する折角のチャンス。早速、バーデンパウエルをよく聴くところから始めて、練習してみたいと思います。
それにしても、「16分の1、4、7、10、13、15番目だけアクセントを付ける」というのは、、すみません、今時点、イメージすらできません。(笑)
難しいリズム、苦手なんです。
どうなることやら。。

いい結果が出るかわかりませんが(汗)、いえ、頑張ります!ので、またお立ち寄り戴けたら嬉しいです!
今後とも宜しくお願い致します。

Toshi
返信する
Unknown (おぢさん)
2017-11-27 02:46:40
こんにちは。

この曲はさらったことがないので具体的な弾き方は分かりませんが、ブラジル系の音楽でキレを出す練習としては、

(1) 開放のままp+imaで⑥+④③②を16分で刻む
(2) その上に、ブラジル的なリズムを右手だけで乗せる(たとえば16分の1、4、7、10、13、15番目だけアクセントを付ける)
(2) さらに、右手の刻みはそのままで、アクセントのところだけ左手でコードを乗せる(たとえば16分の1、4、7、10、13、15だけ左手で適当なコードを押さえ、そのほかは開放)

という方法があります。たいへん難しく、頭では分かっても体得して弾けるまでにかなりの時間を要します。

こうした奏法でのキレ、ノリ(グルーブ)、スピード感はバーデン・パウエルが筆頭格です。彼が弾くイパネマなどが参考になればと思い、僭越ながらコメント差し上げました。

https://www.youtube.com/watch?v=KTUyLMLdwJo
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