さざなみホール~ステージ上は私ではありません。(クリックで拡大)
4/7は、私にとって4回目の発表会でした。
前日から続いていた春の大嵐も、午前中には収まって晴れ間がのぞき、むしろ暑いくらいの陽気になりました。。これも日頃の行いが故(笑)、気持ちも晴れやかに、会場へと出掛けたのでした。発表会の日、こんなに余裕のよっちゃんで家を出たのは初めてかも・・・・・
なぁ~んちって。そんな訳ない!今回も色々ありました。演奏も正直なところ、とても悔しい思いをした次第でして・・・まずは、前日の話から、、、
実は、前日に、本番と同じ会場~逗子文化プラザ内のさざなみホール~で、リハーサルの予定だったのですが、なんと師匠が高熱の為にダウン!急遽リハは取り止め、当日の空き時間に控室でやることになりました。
当日は、およそ3時間前に会場入りして、まずは師匠の模範演奏を聴く。
流石の演奏ですが、客席から見ても、ちょっと元気が無い師匠。大丈夫かいな~。。ちと心配。
模範演奏の後は、私とのデュオまで出番のない師匠と、控室で一度合わせました。ここで少し緊張感が湧いてきました。まあでも、このリハでも何とかなってるし、行けるだろう、という感触。。
控室で出番を待つクラギ1号(クリックで拡大)
今回は、初の試みとして、自分のPCMレコーダをステージ下に置いて、セルフレコーディングをすることにしました。(教室でも録音してくれるのですが、音源が手元に届くまで時間が掛かるので。。)
ただ、セルフだと録音時間(レコーダのキャパ)の問題がありますから、設置するのは、出番前の休憩時間。そのタイミングを見計らってホールに入り、セッティングをしました。ところが、ここで、もう一つアクシデント!
私は休憩終了後の部で、2番目の出演だったのですが、前の1番目の方が、骨折で欠場との連絡が入りました。。欠場・・・
おーっ、ということは休憩後1番手ではないですか!!一気に緊張感が増幅。
急いで、舞台袖に入り、チューニングと椅子の高さ合わせ。そうそう、今回のステージは足台を使うことにしたんです。なので、椅子の高さと足台の高さを調整。。この間、たったの5分。あっという間に舞台へ。
さて、余裕・・のハズだったのですが、、、着座してギターを構えたら、、例のヤツが来ちゃったんです。そう、あがりです。「指が固まって動かない。」
で、いきなり、出だしからミスる展開となってしまいました。(大汗)
あまりにも悔しいので、まずは本番1週間前の練習演奏をお聴きください。(爆)
前回、3/16の練習演奏の時よりも、スピードアップしてます。
で、次が、本番の時の演奏です。出だしのミスを引きずり、地に足が付かない演奏で、ふわふわと不安定です。それどころか、途中で見失い大間違いをしてしまいました。
いや、お恥ずかしい。。あぁ~あ、悔しいっす。
クラギ1号との初ステージだったのに。。。
まあ、でもこれが実力なんですよね。冷静に振り返ってみると、今回は、随分と緊張のタネを自分で蒔いてたんです。
■1週間前に急遽、足台を左足に使う、いわゆるクラシックスタイルで弾くことにした。(13~15f辺りのハイポジの演奏が楽になることを発見したが故)
■本番2~3日前に、運指を変えた部分がある。(そもそも弾きづらく苦手意識のあったフレーズで、たまたまヨークの演奏動画で、そこの運指が自分と違うことに気付いてしまった故・笑)
■本番2~3日前に、テーマの単音メロ、i指のみのアポヤンドを、im指交互のアルアイレに変えた。(これの方が綺麗ではと思ってしまった)
■中途半端に余裕があったが故か、せっかく昨年までに得てきた経験を全く活かしてない。
・ステージ前の柔軟体操
・ステージ上で、客席を見渡す。
・深呼吸
・いつもの自分を確認する為の論理的な練習
・指のツボ刺激
・楽しんで演奏(慌てたせいか、ビデオを見たら口角が下がってた)
・本番では緊張しようがしまいが心を込めて弾くことを意識、等々。
この日、初めて、ギター科の師匠・生徒で打ち上げをやりました。30代から70代までの老若男女。実に楽しい。誰も彼も演奏云々なんて全く気にしてません、心から楽しんでる様子が伝わります。
私は、演奏終了後、随分落ち込んだのですが、でも、LIVEは色々なことが起きるもの。また、練習して次回、反省を活かして演奏するのみ。
この打ち上げでまた気持ちが改まりました。
もう一つ、嬉しい出来事。この打ち上げの中で、「本番が少ない」という意見が大勢を占めたことから、秋口に「勉強会」と称して、ギター科のみの発表会をやることになったんです。小さなお店で、演奏会の後は、そのまま飲み会。(笑)
これは楽しみになりました。半年後と1年後、それぞれに目標を置いて練習曲を考えようと思います。
[DATA]
■2013.3.30 Practice
・Guitar:KOHNO GUITAR MODEL NO.10(Toshi)
・Strings:D'Addario ProArte COMPOSITES EJ45C
・Recorder:YAMAHA POCKETRAK CX(REC MODE:PCM 44.1KHz)
・DAW Software:CUBASE AI4
■2013.4.7 LIVE in SAZANAMI HOLE
・Guitar:KOHNO GUITAR MODEL NO.10(Toshi)
・Strings:SAVAREZ Tomatito
・Recorder:YAMAHA POCKETRAK CX(REC MODE:PCM 44.1KHz)
・DAW Software:CUBASE AI4
Toshi
【関連記事】
・発表会2012
・発表会2011
・第一歩 ~発表会~
4/7は、私にとって4回目の発表会でした。
前日から続いていた春の大嵐も、午前中には収まって晴れ間がのぞき、むしろ暑いくらいの陽気になりました。。これも日頃の行いが故(笑)、気持ちも晴れやかに、会場へと出掛けたのでした。発表会の日、こんなに余裕のよっちゃんで家を出たのは初めてかも・・・・・
なぁ~んちって。そんな訳ない!今回も色々ありました。演奏も正直なところ、とても悔しい思いをした次第でして・・・まずは、前日の話から、、、
実は、前日に、本番と同じ会場~逗子文化プラザ内のさざなみホール~で、リハーサルの予定だったのですが、なんと師匠が高熱の為にダウン!急遽リハは取り止め、当日の空き時間に控室でやることになりました。
当日は、およそ3時間前に会場入りして、まずは師匠の模範演奏を聴く。
流石の演奏ですが、客席から見ても、ちょっと元気が無い師匠。大丈夫かいな~。。ちと心配。
模範演奏の後は、私とのデュオまで出番のない師匠と、控室で一度合わせました。ここで少し緊張感が湧いてきました。まあでも、このリハでも何とかなってるし、行けるだろう、という感触。。
控室で出番を待つクラギ1号(クリックで拡大)
今回は、初の試みとして、自分のPCMレコーダをステージ下に置いて、セルフレコーディングをすることにしました。(教室でも録音してくれるのですが、音源が手元に届くまで時間が掛かるので。。)
ただ、セルフだと録音時間(レコーダのキャパ)の問題がありますから、設置するのは、出番前の休憩時間。そのタイミングを見計らってホールに入り、セッティングをしました。ところが、ここで、もう一つアクシデント!
私は休憩終了後の部で、2番目の出演だったのですが、前の1番目の方が、骨折で欠場との連絡が入りました。。欠場・・・
おーっ、ということは休憩後1番手ではないですか!!一気に緊張感が増幅。
急いで、舞台袖に入り、チューニングと椅子の高さ合わせ。そうそう、今回のステージは足台を使うことにしたんです。なので、椅子の高さと足台の高さを調整。。この間、たったの5分。あっという間に舞台へ。
さて、余裕・・のハズだったのですが、、、着座してギターを構えたら、、例のヤツが来ちゃったんです。そう、あがりです。「指が固まって動かない。」
で、いきなり、出だしからミスる展開となってしまいました。(大汗)
あまりにも悔しいので、まずは本番1週間前の練習演奏をお聴きください。(爆)
前回、3/16の練習演奏の時よりも、スピードアップしてます。
で、次が、本番の時の演奏です。出だしのミスを引きずり、地に足が付かない演奏で、ふわふわと不安定です。それどころか、途中で見失い大間違いをしてしまいました。
いや、お恥ずかしい。。あぁ~あ、悔しいっす。
クラギ1号との初ステージだったのに。。。
まあ、でもこれが実力なんですよね。冷静に振り返ってみると、今回は、随分と緊張のタネを自分で蒔いてたんです。
■1週間前に急遽、足台を左足に使う、いわゆるクラシックスタイルで弾くことにした。(13~15f辺りのハイポジの演奏が楽になることを発見したが故)
■本番2~3日前に、運指を変えた部分がある。(そもそも弾きづらく苦手意識のあったフレーズで、たまたまヨークの演奏動画で、そこの運指が自分と違うことに気付いてしまった故・笑)
■本番2~3日前に、テーマの単音メロ、i指のみのアポヤンドを、im指交互のアルアイレに変えた。(これの方が綺麗ではと思ってしまった)
■中途半端に余裕があったが故か、せっかく昨年までに得てきた経験を全く活かしてない。
・ステージ前の柔軟体操
・ステージ上で、客席を見渡す。
・深呼吸
・いつもの自分を確認する為の論理的な練習
・指のツボ刺激
・楽しんで演奏(慌てたせいか、ビデオを見たら口角が下がってた)
・本番では緊張しようがしまいが心を込めて弾くことを意識、等々。
この日、初めて、ギター科の師匠・生徒で打ち上げをやりました。30代から70代までの老若男女。実に楽しい。誰も彼も演奏云々なんて全く気にしてません、心から楽しんでる様子が伝わります。
私は、演奏終了後、随分落ち込んだのですが、でも、LIVEは色々なことが起きるもの。また、練習して次回、反省を活かして演奏するのみ。
この打ち上げでまた気持ちが改まりました。
もう一つ、嬉しい出来事。この打ち上げの中で、「本番が少ない」という意見が大勢を占めたことから、秋口に「勉強会」と称して、ギター科のみの発表会をやることになったんです。小さなお店で、演奏会の後は、そのまま飲み会。(笑)
これは楽しみになりました。半年後と1年後、それぞれに目標を置いて練習曲を考えようと思います。
[DATA]
■2013.3.30 Practice
・Guitar:KOHNO GUITAR MODEL NO.10(Toshi)
・Strings:D'Addario ProArte COMPOSITES EJ45C
・Recorder:YAMAHA POCKETRAK CX(REC MODE:PCM 44.1KHz)
・DAW Software:CUBASE AI4
■2013.4.7 LIVE in SAZANAMI HOLE
・Guitar:KOHNO GUITAR MODEL NO.10(Toshi)
・Strings:SAVAREZ Tomatito
・Recorder:YAMAHA POCKETRAK CX(REC MODE:PCM 44.1KHz)
・DAW Software:CUBASE AI4
Toshi
【関連記事】
・発表会2012
・発表会2011
・第一歩 ~発表会~
春の嵐からのハプニング続き。
大変でしたね。
でも思い出深い発表会になったようで。。。。。
Toshiさん、クラッシックギターでの発表会は初ですかね。
音は文字から、いろいろと伝わってきますよ。
緊張しぃ、と書いてましたが、ちゃんと当日のことを覚えてますから大丈夫、まだ余裕ありますね。
よく緊張で頭の中が真っ白になると言いますが、私は努めて頭の中を真っ白にして弾きます。
そのほうが緊張せず、良い演奏ができます。
何を弾いたかおぼえていない時も、、、、
さざなみホールっていい響きですね~
来年は是非行きます。
じっくり・・・ですか?(笑)
いやぁ、汗顔の至り、お恥ずかしい限りです。
でも、ミスがあろうが、アップしようと思うようになった訳で、
そういう意味では、欲は出て・・・ますね。(爆)
はい、確かに色々な意味で、思い出深い発表会になりました。
クラシックギターでの発表会は初でしたし。。。
それにしても、師匠とデュオをやれば、歴然です。
私の音はピンピン、キンキンしていて、師匠のふくよかな音とは
比べるべくもありませんが、でも、右手のタッチをもっと勉強した
いと思いました。
>>私は努めて頭の中を真っ白にして~
あ~、これも以前、アドバイス戴いたことでした。参考にさせて戴きます。
>>来年は是非行きます。
え~っ?今から覚悟を決めておきます。(笑)
有難うございました。
Toshi
音が出出すまで こちらもドキドキもん!!
おっしゃる「出だし」はなるほどですが
中間はかなりの快走ですよね!!
終盤・・・かもです ですが凄い!!凄い!!
キャリアって 考えもなしに積み重ねても
身に付くもんじゃありませんよね
Toshiさんの場合 確実です!! すごいです
いろいろ要因を上げていらっしゃいますが
「出だし」の「エイ、ヤァ」だけのように思えるのですが
100mの選手が、金を取るような選手が 震えるんですから
ギタ部の発表会 私も行きたいです
それでも、それなりに弾けるというのは、練習のたまものでしょう。
この曲を、あまり聴いたことのない人にとっては、ミスなど判らない程度です。
今後の糧にしましょう。
今日から、1週間の予定で入院です。
その節は、有り難うございました。
いや~、ドキドキさせてしまって申し訳ありません。(笑)
中盤は快走してますか?そう言って戴けると救われますが、
でも、何と言いますか、そう、終盤まで、ずーっと自分の指
じゃないような感覚だったので、それはもう必死でした。
キャリアでしょう?私のばやい、後ろを振り返ったら、あれ?
何も無いよ~的なところが悩みなんですよね~。(爆)
色々要因を挙げたのですが、でも、そういうことがあっても、
ここまで弾けた!、と思うことにしました。
本当に有難うございました。
Toshi
温かいコメントを有難うございます。
そうですね~、色々ハプニングはありましたが、
ジャニーさんの仰る通り、ここまで弾けた!、と
思うことにしました。
これを糧にしたいと思います。
ジャニーさん、どうかご無理をなさらず、体調には
お気を遣われてくださいませ。
順調な経過を祈っております。
Toshi