万才谷排水トンネルを訪ねて南竜ヶ馬場より万才谷へ002
2023.11.05撮影
2023.11.08 初回更新
2023.11.11 再更新
2023.11.12 再々更新 南竜分岐点に到着ここで大正4年に竣工の谷止工を見る。
雪が降り今年は無理かと思っていましたが先日来の好天で雪もなさそうなので、先日来から気になっていた万才谷排水トンネルを訪ねてみました。
別当出合まで週末に車で登ることが出来るようになって、シャトルバスへの乗り換えの手間が省け随分と楽になった。
ウィークディに動けない私にとっては、とても煩わしく時間的なロスも大きかった。
今回のコース
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秋、紅葉の季節はすでに過ぎて、初冬の様相を呈している。
山頂では積雪が見られるくらいだから、ここにももうすぐ雪の時期が訪れるだろう。
木々は落葉して登山道にと積る。葉が生い茂っていたころには見ることの柳谷の様子が確認できる。右:柳谷砂防工事用の仮設橋の覆工板が取り外され冬、そして来春の雪解時期の増水に備えられている。
登山道より別当出合を振り返る。
柳谷川砂防を見る
中半場に到着
ここ中飯場のトイレは冬期間使用できないようになっているので注意が必要だ。
中飯場から見る不動滝。前回と同じ程度の水量だ。
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日本の滝を紹介するチャンネル、S.KOBAYASHIが撮影した動画です。
2016年5月の映像。二段の滝が見られる。
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これからも、雪解けの時期の水量の多い時には流れ落ちる滝が見れるのだろうか?
左:甚之助谷右岸に建つ山頂停留場
右:崖の上に建つ第1支柱
甚之助避難小屋、ここではトイレが使用可能、室堂まで途中には無いので注意が必要
避難小屋から登ること25分程度南竜分岐点につく、視界を遮るものは何もなく避難小屋、別当出合、遥か福井方面の山々が見渡せる。
南竜分岐点に設けられた登山道案内板と甚之助谷2号谷止工案内板
甚之助谷第2号谷止工
- 白山砂防で最初に造られた谷止工の一つです。
- 標高2,000mを超える高地の施設で、当時は我国で最高峰の砂防施設です。
- 使用された石材は現地で採取し、セメントを使わない空石構造です。
- 下流法面は流路の形状に合わせて両翼部より凹ませた形状になっています。
国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所 HP
白山砂防の登録有形文化財より
万才谷排水トンネル
トンネル延長 387m
トンネル内径 半径1.0m
万才谷取水堰 高さ6.9m、幅24.5m、長さ16.7m
万才谷縦坑 高さ27m
赤谷減勢工 長さ9.5m
仮整備(索道 長さ約1.0km、支柱2本、停留所2ヶ所、モノレール 一式)
万才谷取水口(吞口)の風景
現在は水の流れはまったっく見られない、しかし流れがあったであろう証にポットホール(甌穴)がいくつも見られる。
詳しくは徐々に記載の予定です。
2023.11.06 AM:05.10記