加賀藩の所領加賀、能登、越中の魅力、海越しに観る山々、風光明媚なシーサイド・ラインの風景・出来事を写真で紹介する。
金澤・能登立山シーサイド・ライン



 立秋を過ぎた8月10日、今回は富士山、白山とともに信仰の山とされている御嶽山にチャレンジ。

 今回は中の湯からの登頂を目指し車を走らせる。前日の仕事の疲れを残しながらも午前3時ごろに中の湯登山口に到着。車を停めて車外に出ると寒い。出発した時は暑くて薄着のまま慌ててズボンに上着を羽織る。

 空を見上げると、空一面星が輝く、肉眼で天の川も確認できる。こんなにきれいな星空を見るのはいつ以来だろうか。わずかな時間で流れ星を数回、真っ暗な中でカメラ、三脚を取り出し写真をと準備をしかけると徐々に東の空が白み始め星空の撮影は諦める。

 そんなことをしているうちに、続々と荷物を背負い登って行く登山者。慌てて準備するがもうしっかり夜が明けてしまった。もう慌てることはないと思いゆっくり腹ごしらえをする。

 駐車場に止まる車の登山者がいなくなったころにやっと出発。

 バス停前では避難訓練の案内をする職員がチラシとハンドタオルを渡してくれる。10年前の大参事の啓発を兼ねてのことだろう。

さていよいよ登山開始、樹林帯の中は少々ジメジメしていて、階段の木が滑りやすく慎重に足を運ぶ。継ぎ足し継ぎ足しで補修された登山道の階段は、ピッチも不揃いで少々歩きにくい。

さすがに信仰の山、至るところにお堂、石碑等があり異様な感じがする。白山、立山などはほとんど見られないのだが。夜暗いときに登るには勇気がいりそうだ。

 道標には山頂までの距離が書かれているが平坦な道ではないので、距離感覚・時間感覚がつかみにくい。今回は、初めてなのでそうかもしれないが、二度三度登れば距離、時間がつかめてよい目印になるかもしれない。

小一時間ほどかけて写真を撮りながら登っていると後から来た数人に追い抜かれたが、今は閉ざされた山荘に着く。

小屋を過ぎたところにお堂がありその前では先ほどの3人が休憩して汗を拭っている。私はと言うとお堂の写真だけを撮りそのまま先へと急ぐがすぐに追い越されてしまった。

ロープウエイ山頂駅との分岐点七合目の山荘が見えてくる。山荘に着くがまだ営業はしていないようだ。山荘の先には覚明社行場跡がある

徐々に樹高も低くなり少しづつ視界も開けてくる。木々の間から雲の上に顔を出す山々が見える。それから程なくして山荘が見えてくる。

 まだこの時間は一面の青空が広がっている。

 07:02 八合目女人堂到着 ここでトイレをお借り(有料200円でした。)してすっきりする。

 九合目・山頂を眺める。この時点では空一杯の青空

 北の方向は乗鞍岳が頭を出している

御嶽講「阿波福寿講」の西開と西覚に銅像とその後ろには霊神碑が数多く建てられている。

八合目を過ぎると登山道は石の道と変わる。

雲が登ってくる前に山々を記録に残す。山頂でもこの景色を眺めることが出来ればと思いながら登るがそうもいかない。

08:57 覚明堂

九合目直下の石室山荘を過ぎたころには雲が上って来て、もう山頂も雲のに覆われてしまっている。

09:05 二ノ池との分岐点

山頂直下に慰霊碑その横には新設された避難シェルターが3機並ぶ

09:42 剣ヶ峰山頂到着

 剣ヶ峰3,067mの標柱と三角点、そしていつものように三角点にタッチ。

 山頂を見回すといたる所に10年前の爪痕が残る。

 雲の切れ間から山ゝを眺める。山頂にて水分補給軽くパン・スナック等をコーヒーとともに口にする。

山頂はそれほど混んでは居なかったが徐々に増えて来たので山頂を後にする。

この後は二ノ池、三ノ池等を周り下山へと。

この辺で次稿へと、

思い起こしながら進めているためなかなかスピードが上がらない。

 

登山日:2024.08.10

 

 



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