セリエA 第20節 @ユヴェントス・スタジアム(トリノ)
サンプドリア 2-4 ユヴェントス
敵地で王者を苦しめるが、ユーヴェ戦久々の敗戦。逆賊の12連勝を止められず・・・
☆第20節、土曜ナイターのアンティチポ。リーグ戦一回りして後半戦初戦。
Marcatori
(前半18分)①ユーヴェ ヴィダル:ボグバが左サイドからドリブルで切り込んできて、絶妙なスルーパス。ヴィダルが走りこんできて、飛び出してきたGKをあざ笑うかのようなシュートで先制・・・・
(前半24分)②ユーヴェ ジョレンテ:右サイドからのCK。テベスが蹴ったボールは、ゴールから遠ざかるように巻いて、ジョレンテのドンピシャのヘッドにあってしまう。
(前半38分) サンプドリア O・G(バルツァーリ):CKのこぼれ球を左サイドで拾いなおしたガッビアディーニ。中にシュート性の鋭いクロスを送ると、戻ってきたDFのバルツァーリがたまらずオウンゴール。
(前半41分)③ユーヴェ ヴィダル(PK):右サイドのスルーパスに抜け出したヴィダルを、後ろから追いかけてきたレジーニが倒してしまう。と言っても引っかかったかどうかかなり怪しい判定のPK。しかもイエロー。まぁユーヴェだから仕方が無いかそのPKをヴィダル自身に決められる。
(後半25分) サンプドリア ガッビアディーニ⑤:CKからレジーニのヘッド。直前にもCKからスーパーセーブを見せたブッフォンがまたもやスーパーセーブ。しかし今度はガッビアがすぐに詰めて叩き込む
(後半33分)④ユーヴェ ポグバ:中盤、30mぐらいのところから思い切り蹴ったポグバのミドルシュート。強烈なボールが右隅に突き刺さる。むかつくけど素晴らしいゴールだ
SAMPDORIA <4-2-3-1> 監督シニサ・ミハイロビッチ
エデル
ゾレック ビャルナソン ガッビアディーニ
(70分サンソーネ) (46分レナン)
パロンボ オビアング
レジーニ デ・シルヴェストリ
ガスタルデッロ(Cap) ムスタフィ(52分コスタ)
ダ・コスタ
ベンチ:GKフィオリッロ、トッツォ
DFサラモン、M・ロドリゲス、ベラルディ、フォルナジエール
MFガヴァッツィ
FWポッツィ
Juventus (3-5-2): Buffon; Barzagli, Ogbonna, Chiellini; Lichtsteiner, Vidal, Marchisio, Pogba, Asamoah (35' s.t. Peluso); Llorente (41' s.t. Quagliarella), Tevez (40' s.t. Giovinco).
A disposizione: Storari, Rubinho, Caceres, Pepe, Vucinic, Bonucci, Padoin, Pirlo, Isla.
Allenatore: Antono Conte.
Arbitro: Gervasoni di Mantova.
Assistenti: De Luca di Pescara e Petrella di Termoli.
Quarto ufficiale: Posado di Bari.
Arbitri addizionali: Tommasi di Bassano del Grappa e Irrati di Pistoia.
Note: ammoniti al 29' p.t. Chiellini, al 41' p.t. Regini, al 6' s.t. Wszolek, al 30' s.t. Gastaldello per gioco scorretto; recupero 1' p.t. e 3' s.t.; terreno di gioco in non perfette condizioni.
現在リーグ戦、引き分けも無しで破竹の11連勝中のユーヴェ。その敵地に乗り込み雨の中のナイター。ユーヴェの強さはやはり、ヴィダルやポグバ、アサモアなど、フィジカルが強く、しかも技術も有る実用的な選手が多い事だろう。この日もピルロを休ませる余裕を見せながら、スタメンはそん色無い。
- サンプの4-2-3-1はクルスティチッチとソリアーノが出場停止。これは正直、ユーヴェと違い選手層がそこまで厚くないサンプにとっては痛かった。代わりは攻撃的なサンソーネでは無くてビャルナソンが先発。左ハーフは前節に引き続きゾレック。左SBには、レジーニが純粋に実力で今回はスタメンを勝ち取る。 しかし平均年齢は若い。計算したらこの日のスタメンは25.1歳。これでユーヴェに挑むというのは、将来に向けても誇れることだ。
- 前半の25分ぐらいまでは圧倒的なユーヴェペース。ユーヴェのプレスと正確なつなぎに耐えきれず守勢に回る。そしてやっと少しユーヴェのペースに慣れてきたかと思われた18分に先制を許す。その直後にガスタがCKから惜しいヘッドを放ち、簡単には負けないぞと言う姿勢を見せるが、その直後に再び失点。そこからやっとサンプにもエンジンがかかる。ムスタフィのミドルはブッフォンの足に阻まれるが、CKのこぼれからガッビアのクロスがオウンゴールを誘い1点差。ただ次のPKがでかかった。1点差に迫りさぁこれからと言うときに、与えられたPK。かなり疑惑の判定。前半1-3。
- 後半はずっと消えていたビャルナソンに代えて、レナンを投入して4-3-3にシフトチェンジ。ムスタフィが怪我をしたため、コスタを左SBに入れてレジーニがCBへ。まだまだ諦めない姿勢を見せる。後半15分、CKからデ・シルヴェストリがノーマークでドンピシャのヘッド。しかしこれはさすがアズーリの守護神。ブッフォンのミラクルセーブに阻まれる。さらに攻め立てるサンプは、またもやCKから、再び一度はブッフォンの抵抗にあうも、ガッビアゴールで1点差。すかさずFWのサンソーネを投入して同点を狙いに行く。その2分後、ガッビアが放ったロングシュートは、無情にもバー。チャンスを逃すと今度は逆に、ポグバのユーロゴールを決められ2点差。
- さすがに2点差は厳しかった。なおも反撃を試みるが、そのまま2-4で試合終了。ただ敵のコンテ監督には「我々をホームでここまで苦しめたチームは無かった。」と言わしめた。試合終了後には、元サンプのFWクアリアレッラが、サンプティフォージが集まるクルヴァに挨拶をしに来た。一応復帰の噂もあるクアリア。ぜひ帰ってきてくれーーーーー
下を向く必要は無い。切り替えて次の試合に臨む。ただ次は結果が求められる。次は再び因縁の相手。98-99シーズン、Bに落とされた憎きボローニャ。ボロ-ニャはサンプの同盟国のパルマの敵でもあるので、元々仲が良くない。後半戦初勝利を
BOLOGNA MERDA ALE~!!
次節:セリエA第21節 1/26(日) 対ボローニャ @ジェノヴァ 現地15:00Kick Off(日本時間23:00)
Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp
’13-’14 SERIE A
勝点21 20試合 5勝6分9敗 得点 24 失点 31 得失点差 -7 13位