SERIE A 第10節 10/24(火) 20:45@ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ) 主審:グイーダ氏(Torre Annunziata出身)
サンプドリア - インテル
↑↑©itasportpress.itより
昨シーズンは実はインテルに2戦2勝。しかもサン・シーロではインテルとミランの両方に勝っている。何気に相性は良い!
⇒http://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/4ed58ede5a623d76db716ced82c838d8
今年はインテルも監督が変わっており強くなっているが、我々も強くなってるはず。好勝負を期待!
【試合前情報】
さて前節の大勝からわずか中2日でインテルとの対戦。現在7勝2分け、無敗で2位と好調なインテル。前節はナポリとの首位攻防戦を0-0で引き分けた。スパレッティの元、組織的なサッカーを取り戻しており間違いなく強敵だ。今季のサンプの立ち位置を占う意味でも非常に重要な一戦となるだろう。
ミラノでのインテル対サンプは1947年2月2日以来通算66試合行われており、インテル39勝、19引分け、サンプ8勝とだいぶ分は悪い。ゴール数はインテル121に対してサンプ54。インテルはサンプがセリエAで通算1番負けてるチームでもある(63敗)。またゴールも1番決められている(214)。まぁインテルは一度もセリエBに落ちた事が無いので、強豪の中でも一番対戦数が多いのだろう。ただ昨シーズンはシックとクアリアレッラのゴールで勝っている。そして最近は相性が良くて3勝1敗1分け。以下が直近5試合↓↓
- 2017/04/03 Inter 1-2 SAMPDORIA
- 2016/10/30 SAMPDORIA 1-0 Inter
- 2016/02/20 Inter 3-1 SAMPDORIA
- 2015/10/04 SAMPDORIA 1-1 Inter
- 2015/03/22 SAMPDORIA 1-0 Inter
インテルとサンプの両クラブ間での移籍は近年非常に多く、かなり因縁の対決となる。まず筆頭には憎きイカルディ、その他にもエデル、ラノッキア、そしてGKの2人ベルニとパデッリもサンプ経験がある。それに今年さらにシュクリニアールが加わった。サンプが育てた選手をインテルが買うと言う流れが出来てしまってるのだ。一方サンプにはGKヴィヴィアーノ、DFシルヴェストレ、ドド、MFリッキー・アルヴァレス、ここにシュクリニアールと交換で手に入れたカプラーリが加わった。マンチョがこの流れを創り出したのは間違いないと思うが、今後もしばらくこの流れは続きそうな気がする。トレイラもスパレッティが狙ってるらしい・・・
さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。招集外はGKヴィヴィアーノ、DFアンデルセン、ドド、MFジュリチッチ。前節にミニ-ターンオーバーを敷いた為に何人かの変更はありそう。DFは右にベレシンスキ、CBにレジーニが帰ってくると予想する。難しいのはMFで、休ませたとは言えバッレートとラミレスが好調のリネッティとカプラーリに代わって先発するかは微妙。ただ相手がインテルと言う事で、より守備が強いバッレートと本来のポジションであるラミレスが起用される可能性は高いか。カプラーリは途中から流れを変えられるジョーカーとして使えるし。2トップはサパタとクアリアレッラで動かないだろう。元インテルは先ほども触れたがGKヴィヴィアーノ、DFシルヴェストレ、ドドとMFリッキー、FWカプラーリ
SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ
クアリアレッラ サパタ
ラミレス(カプラーリ)
プラート バッレート(リネッティ)
トレイラ
ストリニッチ ベレシンスキ
レジーニ シルヴェストレ
プッジョーニ
ベンチ:GKトッツォ、クラピカス DFサーラ、フェラーリ、ムッルー
MFジュリチッチ、アルヴァレス、リネッティ、ヴェッレ FWカプラーリ、コフナツキ
《ジャンパオロ・試合前公式会見》
- インテルはオリンピコとサンパオロで勝点を勝ち取った。そして未だ負け無し。どんな難しい試合でも戦えることを証明している
- 以前のチームに比べ、チームとしてのまとまりが出てきている。以前はこの力は強くとも、各自が別々に自分の力を示していたにすぎなかった。今は違う。FWのイカルディがディフェンスを助けるために守備に奔走している姿がそれを証明している
- (今季サンプから移籍したシュクリニアールについて)彼は余計な事はしゃべらないが、ずっと走り続ける。休むことなく全ての練習をこなすし技術的にもフィジカル的にも素晴らしいクオリティーを持っている
- フォーメーションに関してはこれからいくつかのチョイスをしなければならない。クオリティーで優る者はどこでもプレーする事が出来、ポジションを得る事が出来るだろう。カプラーリはそのクオリティを持っている
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一方のインテルはスパレッティ監督の4-2-3-1。ブロゾヴィッチが怪我でアウト。またナポリ戦でフル出場した長友とボルハ・バレロは控えに回りそうだ。ボルハ・バレロがいないのはサンプにとっては大きいと思う。GKはサンプ戦に強いハンダノヴィッチ。DFは右からダンブロージオ、シュクリニアール、ミランダ、そして長友の代わりはダウベルト。MFはヴェシーノとガリアルディーニのダブルボランチ。右にカンドレーヴァと左にペリシッチ。ボルハ・バレロの代わりはポルトガル代表の10番フアン・マリオ。そしてFWは憎きイカルディ。エデルやカンセロが試合途中に流れを変える切り札として使われそうだ。先ほども出てきたが、元サンプ勢は憎きイカルディ、エデル、ラノッキア、そしてGKの2人ベルニとパデッリ、そしてシュクリニアール
Inter(4-2-3-1) 監督:ルチアーノ・スパレッティ
イカルディ
ペリシッチ マリオ カンドレーヴァ
ガリアルディーニ ベシーノ
ダウベルト ダンブロージオ
ミランダ シュクリニアール
ハンダノヴィッチ
ベンチ:GKパデッリ、ベルニ DFカンセロ、ラノッキア、サンドン、長友
MFボルハ・バレロ FWカラモ、エデル、ピナモンティ
《スパレッティ試合前公式会見》
- 我々は我々が進むべき正しい道の上を進んでいる。それは日に日に確かなものとなっている
- マスメディアなどの外部要素がチームの成績に影響するかどうかは、選手たち1人1人の知性の問題だ
- それは1試合だけの結果に作用されるものでは無い。結果だけでなく過程も含めて
- 我々には我々のティフォージが必要だ。彼らのパワーを心や頭で感じる事が、我々にとって落ち着きや安らぎを与える
さて、いよいよもうすぐインテル戦。今朝のガゼッタでは”インテル、目標首位奪取!”と言う見出しが出ている。万が一インテルがサンプに勝って、ナポリがジェノアに負ければ(それも可能性は薄い)インテルが首位に躍り出るからだ。そうはさせない!我々は我々のサッカーをアウェイのサン・シーロでもきっちりやるのみ。両チームの好調も手伝って、平日ナイターながらこの試合は5万人ぐらいの来場が見込めるらしい。逆賊イカルディを大観衆の前で血祭りに上げる絶好のチャンスだ!!
Foooooooorza Saaaaaaaamp!!
次節:セリエA 第10節 2017年 10/24(火) 対インテル@ミラノ 現地20:45Kick Off(日本時間深夜3:45)
’17-’18 SERIE A
8試合 5勝2分1敗 勝点17 得点16 失点9 得失点差+7 現在 6位(1試合未消化)
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