SERIE A 第36節 5/6(日) 18:00@マペイ・スタジアム(レッジョ・エミリア) 主審:ラ・ペンナ氏(Roma1出身)
サンプドリア 0 - 1 サッスオーロ(前半0-0)
・後半(23分)サッスオーロ[1] ポリターノ
↑↑©calciowebより
右サイドからクロスを上げるポーランド代表ベレシンスキ
アウェイで痛恨の敗戦。2試合残してほぼヨーロッパリーグの望みが消える・・
[試合前情報]
サンプは前節ホームでカリアリに快勝。その勢いでサッスオーロに乗りこんで来た。一方のサッスオーロはそれほど危険では無いものの、まだA残留が確定していない状況。元サンプのイアキーニが途中で監督に就任してからは21試合で6勝8分け7敗。悪くない数字だ。一刻も早く残留を決定させたいだろう。
前半戦、ホームでのサッスオーロ戦は後半45分に決勝点を取られて敗戦。サッスオーロ戦はあんまり良い思い出が無い。特に終了間際に得点を取られる事が多い気がする・・・。あのスイカみたいなユニフォームがトラウマにならないように・・・⇒https://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/ff31a256b52a5c4188d90071521b25fa
さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。この1週間の間にカプラーリが怪我から復帰してきたが、ジャンパオロは前節カリアリに快勝したメンバーと全く同じスタメンを起用してきた。相変わらずの怪我でムッルー、リッキー、サパタは不在。引き続き左SBはストリニッチでは無くて本職右のサーラを左に起用。CBは、将来のサンプを背負って立つ可能性も有るアンデルセンがこれで3試合連続先発。ムスタフィやシュクリニアールがデビューした当時と同じ臭いを感じるな。教え役のベテランのシルヴェストレとコンビを組む。中盤はラミレスが控えで再びプラートがトップ下で先発。リネッティとバッレートの左右に、レジスタは鉄板のトレイラ。2トップはサパタが不在の為、クアリアレッラとコフナツキ。元サッスオーロ勢は特にいない
SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ
コフナツキ クアリアレッラ(cap)(66分カプラーリ)
プラート(85分スティエポヴィッチィ)
リネッティ バッレート(46分ラミレス■)
トレイラ
サーラ ベレシンスキ
アンデルセン シルヴェストレ
ヴィヴィアーノ
ベンチ:GKベレッツ、トッツォ DFフェラーリ、ストリニッチ、レジーニ
MFヴェッレ、カペッツィ FW -
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一方のサッスオーロはイアキーニ監督の3-5-2。GKは若手期待のコンシーリ。DFはセンターにキャプテンのアチェルビを中心に、デルオルコと冬に加入したウルグアイのレモスが固める。右は私好みの黒人のアジャポン。彼はイタリアU-21代表にも入ってる。左はブラジルU-20 代表のロジェリオ。中盤は若手アンカーのセンシを真ん中に左を元サンプの左の大砲ダンカン、右を運動量抜群のミッシローリが固める。2トップはこれから代表に定着しそうなドリブラーのポリターノ。そして逆に代表から遠ざかりつつあるベラルディ。若手スピード重視コンビだ。全体的に若い選手が多いスタメンだ。元サンプ勢はMFのダンカン、あとはイアキーニ監督
Sassuolo(3-5-2) 監督:ジュゼッペ・イアキーニ
ポリターノ ベラルディ
(74分ババカル) (87分ラグーサ)
ダンカン ミッシローリ
ロジェリオ アジャポン
センシ
デルオルコ(20分ペルーゾ)■レモス
アチェルビ(cap)
コンシーリ
GKペゴーロ DFレッツヘルト
MFマンニャネッリ、マッツィテッリ、ビオンディーニ、フラッテージ、カッサータ FWマトリ、ピエリーニ
*備考:警告:後半9分ペルーゾ,45分ラミレス; 芝状態良好
★日曜18:00から行われたポスティチポ。ジェノヴァからも大量のファンが押しかけて、片側のゴール裏を占拠
<あらすじ>
ハイライト動画⇒https://www.youtube.com/watch?v=bMyvimHeANI
前半は0-0。ポゼッションはサンプ15分34秒:サッスオーロ11分30秒。ボール支配率58%・・・この数字は時に全くアテにならない物だ。ボールはただ回させられてるだけ。中盤より前にはなかなかボールを運べず、苦し紛れに低い位置からやたらダイレクトに相手のDFラインの裏にボールを放り込みたがった。サッスオーロは前半20分にデルオルコを怪我で失い、ペルーゾを早々に投入。しかし大勢に影響は無かった。前半、サンプは枠内シュート0。ヴィヴィアーノがベラルディの左足シュートを1本好セーブで止めた。
後半はバッレートに代えてラミレスを投入。プラートを右MFに下げて攻撃的にする。アウェイとは言えサンプももはや勝つしかない。21分にはやはり怪我の影響か本調子じゃなさそうなクアリアレッラに代えてカプラーリを投入。しかしその直後に先制を許す
後半23分 ポリターノGoal:0-1
→トレイラが中盤やや自陣よりでボールを奪われショートカウンター。ベラルディがダンカンにつなぎ、ダンカンからペナ内左側にスルーパス⇒ポリターノが抜け出して、角度が無い所からGKヴィヴィアーノのニアを左足でぶち抜く・・・ボールはポストに当たりながら入り、先制を許す
↑↑©calcionews365より
勝ちが必要なサンプだが、得点の臭いすら感じられない。クアリアが退いてサパタも不在のFW陣。後半40分に投入したFWはなんとユースのスティエポヴィッチ。これがセリエAデビュー戦と言う選手をこの試合に投入しないといけないスカッドの厳しさ・・・この日は最後の最後まで全く攻めの糸口をつかめず、無様な敗戦でした。こんな出来では正直EL出場権を得る権利は無いな・・・
↑↑©fantamagazineより
ロスタイム2分。そのまま試合終了。0-1・・・・
(ポイント)
・ポゼッションはサッスオーロ21分06秒:サンプ28分52秒
・シュート数はサッスオーロ15本(枠内10本):サンプ2本(枠内0本)
・とてもホームでユーヴェを倒したのと同じチームとは思えない
・最後の最後までホームとアウェイのプレーの差が著しい
・CBのアンデルセンが3試合連続先発。来季に向けて唯一の光明か
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37節 38節
6位Milan 60 (A)アタランタ (H)フィオレンティーナ
7位Atalanta 59 (H)ミラン (A)カリアリ
8位Fiorentina 57 (H)カリアリ (A)ミラン
9位SAMPDORIA 54 (H)ナポリ (A)スパル
この痛すぎる敗戦の結果、サンプのELは事実上終わったと言えよう。サンプが絶対条件の残り2戦を連勝したとしても6位は数字的に不可能。ミランが両方負ける=アタランタがサンプより上に行ってるからだ。唯一の可能性が、ミランが連勝でサンプも連勝。その上でアタランタとフィオレンティーナが共にカリアリに引分けか負けと言う条件。勝ち負け引き分けがそれぞれ1/3の確率だとしたら、合ってるかわからないが多分6561分の4の確率だ・・・
一方のサッスオーロはこの勝利で数字上のセリエA残留を正式に決めた。我らの同士、エラス・ヴェローナはBに落ちてしまったが・・・サッスオーロもイアキーニ体制になる前は結構危なかったので、”ベッペ”は良い仕事をしたと言えよう。相変わらず途中就任から力を発揮する監督だ。サンプの時もアッツォーリ解任を受けて途中から就任して、サンプを見事セリエA昇格に導いた。我らの同志であるベッペにおめでとうの言葉を送りたい
↑↑©parlandodisport.itより
さて、次節はいよいよ今シーズンホーム最終戦。ナポリをホームに迎え撃つ。敵はわずかながらスクデットの可能性が残されているが、返り討ちにしてホーム最終戦を飾って欲しい!
Foooooooorza Saaaaaaaamp!!
次節:セリエA 第37節 2018年 5/13(日) 対ナポリ@ジェノヴァ 現地20:45Kick Off(日本時間深夜3:45)
’17-’18 SERIE A
36試合 16勝6分14敗 勝点54 得点55 失点55 得失点差+0 現在 9位
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