ベネヴェント - サンプドリア
得点者: -
⇈©SampdoriaNews24.comより
写真はアンダータでの対戦。カンドレーヴァのデビュー戦でもあった
2-0からホームで2-3に逆転されたほろ苦い試合
さて、勝点26で10位のサンプと勝点22で一つ下の11位のベネヴェントとの対戦。ベネヴェントが前回初めてセリエAに挑戦した2017‐18シーズンは、シーズントータルで勝点21だった。なので、今季のベネヴェントは前半戦にしてすでに上回った事になる
ちなみにベネヴェントはこの12:30キックオフのランチタイムゲームに比較的強く、6勝の内の2勝を挙げている。一方サンプも昔は得意にしていて9試合ランチタイムゲーム負け無し(5勝4分け)だったが、その後ここ最近は相性が悪く、5試合戦って3敗している
ちなみにベネヴェントとのアンダータの対戦は、ホーム開幕戦で対戦して2-3で逆転負けした。インザーギ兄弟は共に監督になっており、サンプにも在籍した経験のある弟のシモーネの方がラツィオで成功を収めた分、やや監督としての実績ではここまでリードしているか。選手の実績では兄貴の圧勝だが。兄貴には”デルピッポ”と呼ばれていたユーヴェ時代に、生で観ていた試合でロスタイムに決勝ゴールを決められた苦い思い出がある。1997-98かな?本当に憎たらしい点取り屋だった。当時サンプのモンテッラと似たタイプだったが、彼の存在のお陰でモンテッラが代表に呼ばれる回数が少なかったはずだ。FWでも個人技ではなくて、嗅覚で点を取るタイプのFWはやはりサッカーが良く分かってると言う事。監督でも大成するのかな?武田修二を除いては・・・
直近3試合 サンプvsベネヴェント(SERIE Aのみ)
8/20-2017 Sampdoria Benevento 2 - 1
1/6-2018 Benevento Sampdoria 3 - 2
9/26-2020 Sampdoria Benevento 2 - 3
※通算でもサンプvsベネヴェントはまだ3試合
1勝2敗と負け越している。しかしベネヴェントも1月に入って調子を落としており、1勝1分け4敗。インテル、アタランタ、クロトーネにはそれぞれ4失点と守備も崩壊している。
過去の試合と併せて考えて、打ち合いになる可能性が高い。この数列でいくと、サンプが2‐1で勝つとすっきりするが
通算成績 サンプvsベネヴェント(SERIE A全部)
試合: 3
サンプ勝利:1
引き分け:0
ベネヴェント勝利:2
サンプGol:6
ベネヴェントGol:7
<予想スタメン>
さてサンプはガッビアディーニが怪我で不在。ラ・グミーナ、ロシャ、プレレッチは招集外
また2トップを続けてくるかな?ユーヴェ戦と違ってそこまでディフェンシブなフォーメーションでは無いと思う
と言う事でラニエリ監督は4-4-2と言う予想
DFは右がベレジンスキ。センターは吉田麻也とコリー。トネッリ復活の噂も少し出てはいるが。左はアウジェッロ
MFはカンドレーヴァを右、ヤンクトを左にと言う予想。左はダムスガールの可能性も有る。ダブルボランチは株が急上昇中のアドリエン・シルヴァがおそらくスタメンで、その相棒をエクダルかトルスビーが務めるであろう
FWはケイタとクアリアレッラの2トップ。違うとしたらトップ下的にラミレスかヴェッレが出てくる可能性も有る。
ヤンクトでなくラミレスが起用された場合、ラミレストップ下の4‐3-1‐2のパターンも考えられる
元ベネヴェントはいない
SAMPDORIA<4-4-2> 監督クラウディオ・ラニエリ
クアリアレッラ(cap) ケイタ・バルデ
(ラミレス)(ヴェッレ)
ヤンクト(ダムスガール) カンドレーヴァ
エクダル(トルスビー) アドリエン・シルヴァ
アウジェッロ ベレジンスキ
コリー(トネッリ) 吉田
アウデーロ
ベンチ:GKラヴァーリア、レティカ DFレジーニ、トネッリ、フェラーリ
MFトルスビー、ヴェッレ、アスキルドセン、レリス、ダムスガール FWトッレグロッサ、ラミレス
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ベネヴェントはインザーギ(兄)監督の4-3-2‐1のクリスマスツリーフォーメーション
怪我でレティツィアとモンチーニが不在
GKはイタリアU-21でもアウデーロとしのぎを削ったライバルのモンティポ
DFは右に冬に加入した元サンプのデパオリ。中央はポーランドの巨人グリクを中心に
MFは怪我をしていたスキアッタレッラが最初から出てきそう。
FWはラパドゥーラの下をヴィオラとカプラーリが務める形か?
前回のサンプ戦でゴールを決めたダボはベンチスタート予想だ
元サンプはDFデパオリ、FWカプラーリ、サウ。マッジョとヴォルタもいたが、冬の移籍で旅立ったようだ
ベネヴェント(4-3-2‐1) 監督:フィリッポ・インザーギ
ラパドゥーラ
カプラーリ ヴィオラ
イオニータ インプロータ
スキアッタレッラ
バルバ デパオリ
カルディローラ グリク
モンティポ
(私的キープレイヤー ):エクダル
やはり親父になった男たちは期するものがあるだろう。しかもエクダルは前節のユーヴェ戦、はっきり言って良くなくて戦犯の1人だと思っている
あんなキレイな嫁さんとカワイイ2人の子供を泣かせ続けるような出来は許されない!
(私的勝利確率 ):勝利45% 引き分け20% 敗北35%
・アウェイだし簡単な試合ではない。ただ、前節負けているし、いつもよりは相手を舐めずにしっかりやるはず
・引き分けも少ない両チームだし、過去も打ち合いになっている。お互い1月も失点は少なくないので、勝敗はつくのでは?
試合前のラニエリ監督の会見↓↓
「ベネヴェントは私が監督になって初めて対戦した相手だ。しかもローマで18,19歳の頃、選手としても初めて親善試合で当たった相手だ。不思議な親近感を覚える」
「ユーヴェ戦は良い試合だったと思う。試合前にやりたかった事が完璧にできたわけでは無かった。しかしここからの5試合(ベネヴェント、フィオレンティーナ、ラツィオ、アタランタ、DERBY)が物凄く重要である。この順位表の左(10位)と言うポジションが我々に値するかどうか。それを証明して、さらに上を目指すためにも物凄く重要だ。それはこの5試合の我々の戦い方、我々自身の考え方、誇り、野心にかかっている。それはすでに選手達にも伝えた」
「アンダータでの対戦は苦い思い出だ。2-0から3点取られたからだ。1点はCKからだったし、もう1点もCKの崩れからだった。我々の集中が足りなかったという事だ。しかしその試合の後に立ち直って連勝できた事は良かった」
「ベネヴェントは縦へ早いサッカーを繰り広げ、チーム全員で助け合い、勝点を積み重ねてきてる。前回の対戦でもそのベネヴェントの良さがすごく出ていた。しかし我々もあの頃から成長している。彼らも成長しているが」
などとコメント



さて前号でも言ったが、ユーヴェ戦は良いとしてここでしっかり負けを断ち切る事が大事
アンダータはベネヴェントに負けた後にフィオレンティーナ、ラツィオ、アタランタに3連勝してDERBYを迎えている。
全勝でDERBYを迎える事も決して不可能ではない
とにかく目標を高く持たないと、現在の順位は上も下も目指せなくて、シーズン終盤で目標が無くなる可能性が高い。
Foooooooorza Saaaaaaamp!!
次節:SERIE A 第21節 2021年 2/7(日) 対ベネヴェント@ベネヴェント 現地12:30Kick Off(日本時間20:30)
’20-’21 SERIE A
20試合 8勝2分10敗 勝点26 得点30 失点31 得失点差-1 現在 10位
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