久しぶりに東京近郊の修理店でリペアに出しました。
ここ最近は注文靴を作った大阪のBontaに修理もお願いしておりましたが、配送料もあり何足かまとめて送るのが通例でした。Bontaは料金が安く、一般的な修理の技術は高いので良いのですが、足数が少ないと配送面で不利なので、今回はお試しながら2店にお願いしてみました。
まず80年代初頭のフローシャイム。夥しい釘打ちにゴムなしというレトロスタイルで大変滑り易かったのですが、見事生まれ変わりました。こちらは北参道のSUPER8SHOESに依頼。
グッドイヤーのリサイクルラバーという部材を使用しております。緑のポッチが目印。釘打ちしてくれたのもあり、ヴィンテージ靴の雰囲気によく合ってます。値段は3,000円
処理もなかなかキレイ。
ヒールはコーナーラバーとかいう修理で、元のヒールにゴムをはめ込んだ修理です。雰囲気を残したかったのでこの修理にしました。確か2,000円程。
一定の高さをくり抜いてゴムを入れるのかと思いきや、削れた部分にのみゴムが入っています。これはすぐになくなりそうな予感。。。これじゃあハンズとかで売っている補修キットと同じ手法ですね。下の一層ぐらいくり抜いてゴムにして欲しかったな。
ちなみにシューレースも変えたら?と勧められ、お願いしてみました。700円。アメリカで仕入れたシューレースのようです。
値段を考えればスコッチグレインのロウ引きでも良かったかなっと思ったり。あちらは200円ですから。
コーナーラバーの補修方法だけ少し不満だけど、仕上がりは結構キレイで概ね満足です。
ということで後日、メイカーズのコードバンブーツも同じ素材でお願いしました。
メイカーズはヴィン靴をモチーフにしているのでよく合いそうだなっと。目論見通りバッチリでした!
つま先、こちらは切って移植していますね。丁度良い大きさがなかったようですが拘るなぁ。でも耐久面ではどうなんだろ。
最近、購入したジャコメッティの馬革プレーントゥもハーフラバーを。こちらはペロンエペロンを購入した際に教えてもらった目白のglueという修理店に依頼。
Vibramのアンジェラソール、3,500円。
仕上がりはこちらもキレイ。積み上げは500円取られてしまいました。新品で持ち込むべきでしたね。
メイカーズの方も積み上げの革が盛ってましたが、SUPER8SHOESはアップチャージなし。ただ色合わせはglueの方が上手ですね。こうやって比較するのもなかなか面白い。
どちらの修理も技術は高そうです。