お買いモノ考

-欲望なすがまま-

TALEX "TRUEVIEW SPORTS" CAESAR-FLIP2

2019-03-24 | 小物


本格的なサングラスを入手しました。

跳ね上げ式で、

取り外しも出来ます。笑
実を言うと、メガネは元から所有しているBARTON PERREIRAのCLARENDONです。
これは"シーザーフリップ2"という、メガネのフレームにフックで引っ掛け、装着する「クリップオンサングラス」の一種です。
これとは別にレンズをクリップで挟み込む形式のものがありますが、メガネのブリッジにクリップのツマミが付いていてカッコよくない。。。
それに比べてフックタイプだとツマミがないので装着感が自然な上、オーダーメイドで作れるのでレンズシェイプに合わせて作成することが可能です。
フレームを新たに買い、度付きの偏光レンズも技術的には可能ですが、お値段が相当カッコ良くなってしまうので、この形式で作ることに決めました。街中で常用する勇気はまだないのです。笑
作りたいメガネをお店に預けて約1週間程で完成しました。

上から見るとこんな感じで、厚みはソコソコあります。
今回は偏光レンズにも拘りまして、TALEX(タレックス)のレンズにしました。トゥルービュースポーツというレンズです。本来スポーツ用のレンズですが、ブラウン系のサングラスにしたいと思っていましたのでこれに。
会社の先輩からTALEXの存在を教えてもらい、興味が湧いてこれを買う前に色々調べると。。。
①世界で唯一の偏光レンズ専門メーカー。
②登山家の三浦雄一郎氏が登山で愛用。
③設計から製造まで一貫して自社生産に拘る。などなど
面白いことが分かりました。偏光レンズ専門メーカーなんてあると思っていませんでした。笑

TALEXは1938年に大阪市生野区田島で創業。この「田島」という所、メガネレンズ発祥の地なんだと。メガネと言えば福井の鯖江ですけど、あちらはフレームの方ですもんね。1960年代以降、プラスチックレンズが大量生産できるようになると田島のレンズ製造は急速に減少したそうです。そんな最中、1966年にガラスレンズの製造に見切りをつけ、偏光レンズ専門メーカーに舵を切ったのがTALEXです。時代を読む力があったんですね。以降40年以上に渡り独自の雑光カットフィルターを開発・改良し、今に至るということです。

レンズを横から見ると何層にもなっているのが分かります。
レンズ中央の黒っぽい層が雑光カットフィルターのようです。
製造工程の6割をハンドメイドで行い、大量生産には出来ない見え方の"質"を最優先にモノづくりをしているそう。掛けてみればその意味が分かると思います。ホントにクリアな視界が確保されます。
車を運転するので、これがあれば西日の眩しさが楽になります。眩しくて本当に見えない時ってありますからね。
お値段はトータルで24,840円でした。確かシーザーフリップが6,000円でレンズが17,000円、それに消費税だったと記憶しています。
なおTALEXはプロショップと呼ばれるTALEXから認定を受けたメガネ店でしか扱っていません。メガネ店により加工サービスは異なるので、その中からシーザーフリップで作ってくれるメガネ店を探さねばなりませんでした。
今回は立川のRiiNG EYEWEAR(リングアイウェア)でお願いしました。というか首都圏ではここしかシーザーフリップで作れなかったと思います。
こちらのメガネ店、なかなか面白いセレクトで見たこともないようなフレームが沢山ありました。受け取りの際に事故ってますので、追々ご紹介します。笑

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする