17日は彼岸入り、8.8℃と暖かな朝で春霞に霞む春日奥山が見れました。
近畿地方には黄砂よりもPM2.5が多く、それも朝のうちだったよう。しかし
九州地方はPM2.5が35マイクログラムという環境基準値の水準を越えている。
週末から週明けにかけ、全国的にPM2.5が多い予報がなされ、ご注意を!。
10時半
PM2.5が少ないので、昼前に散歩に出かければ、ぽかぽか陽気です。
一番気になる「サクラの開花」で、保育園のソメイヨシノは・・・
3月10日の膨らんだ蕾はまだ。3/17⇐3/10
よく見れば枝先にぽつんと咲いているではありませんか。
『世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし』
在原業平(古今集・伊勢物語)
陽の光に目が慣れれば、日に照らされチラホラ咲く中に、揃って咲く枝も。
気象協会の予報通り、明日は奈良市の標本木の開花宣言が出ることでしょう。
一週間もすれば満開ですね。
古今和歌集 巻二 70 詠人不詳
『春霞 たなびく山の 桜花 うつろはむとや 色かはりゆく』
今日17日は『月斗忌または鶯忌』、俳人「青木月斗」1949年昭和24年 71歳の
忌日、正岡子規門下で疎開先の奈良県大宇陀町で亡くなり、辞世の句は
「臨終の庭に鶯鳴きにけり」
初霞を愛されたそうで、大宇陀町西山の久保本家に句碑が残ると。
『日の本の大和の国の初霞』月斗
朝、連れ合いを駅へ送りにと玄関へ出れば、保安林から鶯の声が・・・
車で駅までの途中のある高校の道路側の斜面50mほどが朝日に照らされ、
『レンギョウ・連翹』の花が黄金色に光り輝いていたのが印象的だった。
この高校は3月をもち廃校になるが、4月からはある高校が移転してきて、
この校舎で新たな歴史を重ねてくれる。
今日の誕生日の花はと調べると・・・
なんと「レンギョウ・連翹」 で花言葉は「希望」
漢名の連翹の「翹」の意味は
①あげる。つまだてる。のびあがる。
②すぐれる。ぬきんでる。
優れた高校ですから「希望」はずっと受け継がれることでしょう。