カメラを片手に

ワーグナー没後140年

昨日の陽気が残ったかのような暖かな朝、最高気温がなんと深夜の10.1℃で、
最低気温は午前8時過ぎの8.4℃、南岸低気圧の移動でこの雨は昼前には止む。
そして明日からは冬型の天候に戻るらしい。
      14時、9.5℃、81%

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はキク科の「キンセンカ・金盞花 
原産は地中海沿岸でハーブの一種、秋まきの一年草です。
早春から初夏にかけ、朝方に開花する一日花で、橙色や黄色の頭状花を次々
に長く咲かせてくれる。
漢名の金盞花は、花色と盃状に咲く花の形に由来し、別名はカレンダーと同
じ語源の「カレンデュラ」、「ポットマリーゴールド」
花言葉はギリシャ神話の悲しい物語とは別にポジティブな 「慈愛」 がある。
      

さて1883年の今日独の作曲家「リヒャルト・ワーグナー
の忌日で、没後140年になります。
ワーグナーは、ロマン派オペラの「楽劇王」と呼ばれ、旅行先のベネチアで
69歳で没した。訃報を知ったヴェルディは1883年2月14日付のミラノの楽譜
出版社に宛てた手紙に書いている。
"私は昨日その訃報を読んだとき、あまりの驚きに立ちすくんだまま、
 しばらくはものも言えずにいました。
 我々は偉大な人物を失ったのです!彼の名前は芸術の歴史にもっとも
 巨大な存在として残ることでしょう!"

ワーグナーのオペラ、最初は2007年アムステルダム「オランダ国立歌劇場
での「さまよえるオランダ人」、一番短いオペラで初演は1843年のこと。 
二階席の後ろの方だったが、感動したのを覚えている。
アムステル川沿い王立カレー劇場と間違って慌てて歩いたことを思い出す。
      王立カレー劇場 

マヘレ橋を経て、何とか開演前に着いたことを思い出す。
       👇国立歌劇場  👇マヘレ橋
      

終演後、空には三日月が・・・
      

これで火が付いたのか、念願の「バイロイト音楽祭」へと応募・・・
本当は「ニーベルングの指環4部作」、10年待たないとだめと聞いていた。
これには二週間の休暇が必要ですが、仕事中で無理で、ダメもとで最終日を
これが良かったのか、5年後の2012年の最終日の2作品に運よく当たった。
ところが前泊しようとするとバイロイト市内のホテルが満室・・・、
バイロイトに一番近い空港のあるニュルンブルグで観光を兼ね二泊し、
鉄道でいざバイロイトでした。
            👇祝祭劇場
      バイロイト駅

      祝祭劇場

「タンホイザー 」と最終日「 パルジファル」だったかな?
      

その後もリング4部作申し込みをしていたのだが、やはりダメだった。

ハンガリーのブダペストで開催される「ワーグナー・フェスティバル」を知り
監督・指揮は「アダム・フィッシャー」ということで3月頃HPから・・・

2017年6月13日にブダペストに降り立ち、ホテルからのドナウ川と王宮と
鎖橋などの夜景がもてなしてくれました。
      

次の日の朝、ドナウ川に鎖橋と王宮が写り込みます。
      

6月15日が初日、序夜「ラインの黄金」2時間40分から昼は観光をして、
夕方から「芸術宮殿」に毎日4日間通い続けました。
      芸術宮殿

第1日 『ワルキューレ』3時間50分HPにて

第2日 『ジークフリート』4時間HPにて
第3日 『神々の黄昏』4時間半
      
     
2020年2月にブリュツセルで観て以来ご無沙汰している。
コロナ禍も3年が過ぎ、外でオペラを鑑賞したいのだが・・・
国内を探せば、ワーグナーの「ニュルンベルグのマイスタージンガー
セミステージ形式ですが、滋賀県立芸術劇場「びわ湖ホール大ホール」にて
3月2日と3月5日、沼尻竜典指揮・京都市交響楽団で開催されると最近知った。
      

ワーグナーの舞台作品のみを上演するバイロイト祝祭劇場、上演されるのは
10作品で、この任期最後のニュルンベルグのマイスタージンガーですべてを
上演することになる沼尻さん、見せていただかなくてはと・・・
HPを開ければ、よい席は残っていなかったが・・・プチと。
楽しみですね。

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