今朝は23.3℃迄下がるも爽やかさはなく、雲に覆われ一時雨が落ちてくる。
北方に位置する秋雨前線の尻尾付近のようで、通り過ぎたのは昼過ぎです。
最高気温は午後1時過ぎの31.0℃なのだが、湿度が高くムシムシする一日。
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今日は「おおきにの日」、語呂合わせの「お(0)お(0)き(9)に(2)」から
関西弁で「ありがとう」ですが、何処が制定したかと調べれば・・・
『おおきにコーヒー株式会社』という。
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今日のニュースで、屋久島の白谷雲水峡の「弥生杉」最も低い標高710mにあ
る屋久杉、江戸時代に枝分かれよ複雑な幹の形などから、利用不適として切り
残されたのに、この台風10号の強風で根元付近から折れているのが見つかる。
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弥生杉は、紀元杉と肩を並べる推定樹齢約3000年の堂々とした巨樹で、樹高
は約26m、胸高周囲は約8.1mで奉行杉や七本杉に迫る非常に太い巨木だった。
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思い出したのは21年前、2003年の9月5日に淀川登山口から黒味岳(1831m)と
九州最高峰の宮之浦岳(標高1936m)へ、ヘロヘロになりながら登ったこと。
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新高塚小屋で一泊し、翌日の朝誰もいない縄文杉に会い、黙って見ていれば
自然と会話をしているように思えた。
だが小一時間もすれば大株歩道入口から登ってくる人で・・・
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大株歩道入口へと下る中で、縄文杉へと登られる人の数に驚いたものだった。
トロッコ道を歩き、辻峠へ上り返し、雲水峡へと下りました。
そのおり最後の名のある巨樹の屋久杉が弥生杉でした。
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弥生杉には”いままで「おおーきに」”とことばをかけたいものです。
なお折れた弥生杉、今後どう処理されるかは検討課題だそうで、縄文杉への
ルート道も、何カ所か崩れており、縄文杉へも上がれず、白谷雲水峡も閉鎖
されている。
ノロノロ台風10号は、屋久島にとり観光を含め甚大な影響を与えたようだ。
早期の復旧が望まれ、できることは三岳でもせっせと飲むか。
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*三岳とは宮之浦岳1936m、永田岳1886m、黒味岳1831mを指す。
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宮之浦岳から
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