最低気温が21.6℃迄下がり、空気も乾燥して爽やかな朝を迎えた奈良ですが、
日中は残暑の厳しい日差しもあり、15時半過ぎに33.8℃迄上がりました。
13時半、32.6℃、50%
今日は「関西国際空港開港記念日」、30年前1994年9月4日午前0時、関西国際
空港が世界初の完全人工島の海上空港、さらに日本初の24時間運用空港として
開港した日、30年を迎えている。
外国人利用客で見ると、今年7月にはインバウンド客もあり過去最多の167万
人を記録している。
この日は「Thanks to all of you」、航空会社の職員らが駐機場で感謝を伝える
横断幕を掲げ、離陸する飛行機を見送られている。
最初に利用したのは、1994年10月末のオーストラリアのケアンズ行だったと
難波のOCATでバゲージを預けることができたが、程なく廃止に。
ヨーロッパへはルフトハンザ、KLM、エールフランス、フィンエアー、そして
JALなどの航空会社の便で旅立ったが、コロナ前数年はANA便のため、成田か
羽田経由となり用いなくなりました。
成田や羽田と比べれば、旅客ターミナル1は手狭で、ラウンジも・・・。
さて国内線でのTh1は那覇空港や千歳空港で使った程度で、コロナ禍の2021年
6月末の石垣空港へは、本当に悲惨なほど人はいなかった。
第二ターミナルはLCC専用(簡素ですね)、2019年のピーチで釧路空港へ
2016.6
建設された理由としては・・・
1960年代ジェット化にて大阪国際空港(伊丹)の騒音問題もあり、1963年に
「大阪国際空港拡張整備と第2国際空港建設」計画が閣議了承され、1968年に
運輸省が関西第二空港に向け基本調査を開始している。
候補地として大阪南港沖・神戸沖・明石沖・淡路島・泉州沖などが挙がるも、
1974年になり航空審議会が大阪中心部から40㎞も離れた「泉州沖が最適」と
答申された。
1987年に沿岸から5kmも離れ、515haの人工島を造成して旅客ターミナルビル
1棟(イタリアのレンゾ・ピアノ氏設計)や滑走路1本(3500m)などを建設する
第一期工事が着工された。
1991年には空港1期島造成工事は完了し、1994年9月4日に開港した。
予算は予想を大きく超え、滑走路1本で1兆5000億円にも達したとされるほど。
*同じような軟弱地盤の辺野古移設も、当初は3500億円とされていたが、
2019年に従来の想定約2.7倍の9300億円に。
完成する十数年後は倍以上になるかも知れない。
1999年に二期工事として528 haの二期空港島の造成と4,000 mの第2滑走路
などの建設に着手された。
2007年8月2日に二期工事(限定供用部分)291 haが完了し、同時は発着できる
オープンパラレルとなる並行B滑走路(4000m)とその平行誘導路、さらに
第一期空港島との間の南側連絡誘導路などが供用されている。
2025年国際博覧会(大阪・関西万博)、その後のIRも見据え、ターミナルビル
の大規模改修が進み、26年夏に国際線出発エリアの面積が6割拡大するなど、
国際線の受け入れ能力を年4000万人に高めるようですね。
さらに進化する関空になるような案があるようです。
是非関西国際空港を利用して下さいとなるのだが・・・
我は海外への熱がコロナ禍で萎んでしまい、国内旅行だけになりそう。
追記:NHK・Eテレ午後10時から
「ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪」は「関西国際空港」です。