曇り空の朝、気温は9.1℃と平年よりも暖かいのに、日差しがなく午前中は
13℃台で肌寒く、昼過ぎには通り雨もあり最高気温は16.2℃ だった。
だが夕方からは夕日が輝き出し、明日・明後日と晴れるようだ。
11時、13.3℃、74%
今日11月26日は70年前、1952年にスウェーデンの地理学者で中央アジア探検
し楼蘭遺跡を発掘した「スヴェン・ヘディンSven Anders Hedin」87歳の忌日
よく知られているのは「さまよえる湖」としてロプノールの湖床の発見です。
今日は昼から都祁の吐山にある「奈良県立野外活動センター」へ都祁公民館
の講座に出かければ、紅葉はもう御終いの様です。
駐車場横のキッズ広場と紅葉です。
案内所です。一組だけが遊んでいるだけでした。
NPO法人ビーフォレスト・クラブが「ニホンミツバチの保護活動の学習」の
講座、二回目は「ハチ宿」造りでした。
「ハチ宿」とは川辺や湖の岸辺に生えるヨシや細い竹などを切って束ねて
セットすると、春夏秋に花の蜜や花粉を食べる「訪花昆虫・ほうかこんちゅう」
の花バチ類や狩り蜂類、寄生バチ類などが卵を産みにやってくる。
このハチ宿にくるハチは、日本では約60種類(世界では22000種)といい、
なお訪花昆虫とは、一般的には「受粉」をしてくれる昆虫の事をいう。
受粉することで生態性が保たれ、林や森が栄えていくのです。
代表は「ニホンミツバチ」ですが、今回の巣に来るのは「ハキリバチ」、
「マメコバチ」「ハナバチ」「ドロバチ」「カリバチ」「ジカバチ」など
訪花昆虫一番の敵はなんと「セイヨウミツバチ」、これは家畜化されたミツ
バチで、花蜜や花粉の採取量が5倍も多く、訪花昆虫を駆逐してしまいます。
これで数が減少していることのくわえ、代表の「ニホンミツバチ」には
セイヨウミツバチがもっていたミツバチ伝染病が全国的に拡がり、抵抗力の
ない野生のニホンミツバチは激減している。
そのため他の訪花昆虫を増やして、ニホンミツバチも増えてくれれば、日本
ミツバチの巣も増えて森が豊かになるというプロジェクトに繋がります。
材料は、琵琶湖産ヨシ、屋根用に板2枚、紐2本、輪ゴム2本、ねじ4本、
道具は、カッター、ドライバー、穴の空いた段ボール
・ヨシを切る
・ハサミで屋根の大きさより少し短めに、節を真ん中にしてヨシを切る。
・ボール紙の穴の大きさまで、ヨシを詰め込む。
・輪ゴムで束ねたヨシを上下に仮止めする。
・紐で二か所止める。
・屋根をねじで4か所、ドライバーで止める。
・紐を屋根の穴に通して完成です。
環境問題はもう瀬戸際なのかもしれません。
関心のある方は是非、ビーフォレスト・クラブへお問い合わせください。