カメラを片手に

切り枝のウグイスカグラの花が

雨上がりの朝の奈良は4.3℃と春の暖かさ、そして春の霧がたなびいていた。
10時からの見守りへの講演会に外出するとまだまだ冷たい風で、副反応明け
の体には辛いものだ。
時折雪雲が東の春日奥山に流れ、若草山の山頂は不明瞭になる。
      14時、6.8℃、47%

150年前1872年の今日、ニューヨークの「メトロポリタン美術館」が開館。
年間500万人以上もの人が訪れる世界三大美術館の一つですね。
21年前の3月初めに家族連れで雪のニューヨークを訪れ、丸一日館内にいた
のに、日本美術は見ていなかったことを思い出す。
その作品の質と量の凄さもさりながら、入り口からその規模の大きさに圧倒。
当時、光の画家『フェルメール展2001』で、全米の美術館合わせて10点を
全て鑑賞させていただけたことを懐かしく思い出す。

さて今日の誕生日の花と花言葉は、NHKラジオ深夜便からで・・・
誕生日の花はスイカズラ科『ウグイスカグラ・鶯神楽
この名が出てくるのは江戸時代末期のことなのですが・・・

古名としては、オウジツノキ、ウグイス、ウグイスカズラ、ウグイスガクレ、
ウグイスボク、キノミウグイスなどと、古くから鶯と関係のある名がつく。
だが由来ははっきりしない。

「ウグイス」と「カグラ」に分けて考えれば・・・
ウグイス」は平安時代中期の『和名類聚抄』に実(オウジツ)と書かれ、
読みは阿宇之智(アウシチ)と宇久比須乃岐乃美(ウクヒスノキノミ)の二つに。
江戸時代1709年の『大和本草』では
 "ウクヒスの始テ啼時ニ此花モサク故ニ名ツケニシヤ
意味は、この樹の花が咲く頃ウグイスは啼くので、木をウグイスと呼ぶ

カグラ」は「神楽説」「隠れの転訛説」「鴬を捕まえる場所」の三説が有力
神楽説をとる広辞苑によると
"鶯は背の低い薮を棲み処にし、藪で啼いており「隠れ家」カクレガという
ことで「ウグイスノカクレガ」、あるいは鴬の鳴声は聞こえるが姿は隠れて
いて見えないから「ウグイスガクレ」 これが変化した。” と

昨年買い求めた小庭の「ウグイスカグラ」はまだ蕾も出ていない。
頂いた枝では一輪だけですが、花が開いている。
      

北海道の渡島地方~九州にかけ、山野に自生する日本固有の落葉性低木で、
高さは1.5mから3mほどで、小枝をたくさん出す。
楕円形の葉は対生で、葉腋から吊り下がる1.5cmくらいの花柄に長さ2cmほど
のラッパ型の赤い花を付ける。
ラッパの開口部は5裂し、雌蕊が長く出てその根元には5㎜ほどの子房があり、
その下に小さな尖った細い苞が2つ付く。
6月頃に、熟した赤い1㎝ほどの球形で、酸味のない弱い甘さの果実が成る。


花言葉は『未来を見つめる』で、ウグイスカグラの花、上の写真とは違い
下向きに咲く様子が・・・
少し見下しているような姿と写り、私たちの未来を見つめてくれているか
のようかも知れない。

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