午前6時にシャッターが開きカーテンの隙間から青空が、太陽はまだだが、
晴天で3.9℃とやや冷えこみ、空気も乾燥して気持ちの良い朝が続くはずが、
連れ合いが出かけず、まだ家にいれば我の勝手気ままな時間を奪われ不思議
な空気に、耐え切れず散歩を兼ねて出かけた。
11時
サクラが咲き出した公園では、ランドセルを担いだ子らに、お母さま方達が
カメラを向けておられ、あまりの可愛さに、我もと遠目から一枚。
これほど早いサクラの開花状況では、4月の入学式には二週間以上もあり、
この頃には八重桜だけしか残らず、納得。
地球温暖化が、これほどまで人間のスケジュールを代えてしまうのだ。
四十年ほど前、我が長男の折は数日間早く満開、孫は10日ほど先撮りした
記憶が蘇る。
この調子で行けば温暖化は加速度的になっている。
2030年には大変なことになりますね。
私も主役になりたいとばかりに、膝まで届きそうな大きなピンク色のバックを
担いで連れ立っていく3歳児かな、ほほえましい光景ですね。
コブシとサクラの競演、サクラのトンネルにはまだ早そう
そして林の中ではサクラばかり愛でないでとばかり、紫色も輝きを放つ。
「ミツバツツジ」類でしょう、桜に続き、山野ではツツジ色に変わります。
そして空を見上げれば、小鳥が滑空・・・。
尾羽が三角形・・・今年初めてツバメを見た。
主役交代?、ジョウビタキが北へ帰り、南からツバメがやってきたようだ。
『青柳の心には似ぬ燕かな』 加賀千代女
青柳が揺れる平城京跡では10日前後に初飛来日が記録されているようだ。