カメラを片手に

二日連続で大和文華館へ

今朝も24.7℃と何とか熱帯夜にならずに済むも、厳しい残暑で午後3時前には
35.5℃迄上がり、7日連続の猛暑日となりました。あつっ・・・
      13時、32.4℃、59%

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「キキョウ・桔梗
古くから日本人に愛されてきた花ですね
万葉集 巻八 1538番 山上憶良
「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 姫部志 また藤袴 朝貌の花
「朝貌の花」がキキョウとされ、秋の七草の一つなのに・・・
小庭の鉢植えは、6月下旬に咲きだしていたためか、蕾すらない。
開花時期は6月中旬の梅雨頃から最盛期、初秋の九月頃まで咲くが・・・。

東アジアに自生するキキョウ科の多年生草本植物で、和名の由来は漢方の生薬
の名前「キチコウ」が変化し、「キキョウ」と呼ばれるようになったようだ。

花言葉は、悲しい物語から「変わらぬ愛
そしてもうひとつ、花の紫色は高貴な色とされることから「気品」と。
      2024.7.15小庭にて

平安時代「安倍晴明」上から見た姿が陰陽道の五芒星に似ること紋に用い、
戦国時代以降は、明智光秀や坂本龍馬などの武士の家紋にも見られる。

さて「大和文華館」が無料招待デーということで、連れ合いと一緒に朝一
から訪れれば、結構な人がお出でに。
いつもこれぐらいこられれば良いのに
なお我は二日連続、少しは見方を昨日習ったので教えようとしましたが・・
      

         特別企画展「禅宗の美」
      

今回は重要文化財10件、重要美術品が1件で特に目玉は・・・
虎関師錬」草書様「墨蹟 座禅語」右側、三重県の諸戸財団蔵重文(南北朝)
当館所蔵重文「墨蹟 法語」(南北朝)左側、弟子に伝えた禅の心が表される。
「心の外に法はなく、法の外に心はなし。心身一如、故に禅と云ふ。」
この言葉を、虎関師錬は弟子「中洞禅人」に与えている。
今回二年に及ぶ修理後の初公開、左右並ぶには、別々になって初めてかも。
       
        大和文華館蔵   諸戸財団蔵  

同じく虎関師錬が行書体で書かれた「墨蹟 聯芳偈 」正木美術館蔵 
      聯芳偈(正木美術館)

 *虎関師錬とは
 南北朝時代の臨済宗の僧。京都の人。虎関は号、師錬は諱。
 一山一寧らに学び、東福寺・南禅寺などの住持となる。
 五山文学の先駆者。
 著「元亨釈書」(当館で展示中)「済北集」など。

茶道に通ずる墨蹟、春屋宗圓墨蹟や江月宗珀書状など、前から動かず。
聴く耳もたず、見入っておりました。
まだ四分の一しか見ていないのにもう11時前、
残りを30分で一気見で大和文華館を出たのは11時半前でした。

実は近くにある「食房エスト」でランチを11時半で予約していたからです。     

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