今朝も24.7℃と何とか熱帯夜にならずに済むも、厳しい残暑で午後3時前には
35.5℃迄上がり、7日連続の猛暑日となりました。あつっ・・・
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NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「キキョウ・桔梗」
古くから日本人に愛されてきた花ですね
万葉集 巻八 1538番 山上憶良
「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 姫部志 また藤袴 朝貌の花」
「朝貌の花」がキキョウとされ、秋の七草の一つなのに・・・
小庭の鉢植えは、6月下旬に咲きだしていたためか、蕾すらない。
開花時期は6月中旬の梅雨頃から最盛期、初秋の九月頃まで咲くが・・・。
東アジアに自生するキキョウ科の多年生草本植物で、和名の由来は漢方の生薬
の名前「キチコウ」が変化し、「キキョウ」と呼ばれるようになったようだ。
花言葉は、悲しい物語から「変わらぬ愛 」
そしてもうひとつ、花の紫色は高貴な色とされることから「気品」と。
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平安時代「安倍晴明」上から見た姿が陰陽道の五芒星に似ること紋に用い、
戦国時代以降は、明智光秀や坂本龍馬などの武士の家紋にも見られる。
さて「大和文華館」が無料招待デーということで、連れ合いと一緒に朝一
から訪れれば、結構な人がお出でに。
いつもこれぐらいこられれば良いのに
なお我は二日連続、少しは見方を昨日習ったので教えようとしましたが・・
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特別企画展「禅宗の美」
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今回は重要文化財10件、重要美術品が1件で特に目玉は・・・
「虎関師錬」草書様「墨蹟 座禅語」右側、三重県の諸戸財団蔵重文(南北朝)
当館所蔵重文「墨蹟 法語」(南北朝)左側、弟子に伝えた禅の心が表される。
「心の外に法はなく、法の外に心はなし。心身一如、故に禅と云ふ。」
この言葉を、虎関師錬は弟子「中洞禅人」に与えている。
今回二年に及ぶ修理後の初公開、左右並ぶには、別々になって初めてかも。
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大和文華館蔵 諸戸財団蔵
同じく虎関師錬が行書体で書かれた「墨蹟 聯芳偈 」正木美術館蔵
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*虎関師錬とは
南北朝時代の臨済宗の僧。京都の人。虎関は号、師錬は諱。
一山一寧らに学び、東福寺・南禅寺などの住持となる。
五山文学の先駆者。
著「元亨釈書」(当館で展示中)「済北集」など。
茶道に通ずる墨蹟、春屋宗圓墨蹟や江月宗珀書状など、前から動かず。
聴く耳もたず、見入っておりました。
まだ四分の一しか見ていないのにもう11時前、
残りを30分で一気見で大和文華館を出たのは11時半前でした。
実は近くにある「食房エスト」でランチを11時半で予約していたからです。