カメラを片手に

大和文華館は里帰り摺物尽くし

処暑の朝なのに26.2℃と熱帯夜、厳しい残暑と吹き込む暖湿流で、14時半前に
37.5℃迄上がり猛暑日となった奈良です。
      14時半、37.2℃、47%

今朝9時半頃に奈良町周辺へ連れ合いを送っていけば、奈良公園にはインバウ
ンド客がもうお出まし、暑い中ご苦労なことですね。

Xへの次のポストが話題になっている。
「宿泊は…奈良にするのです…奈良なら京都の3分の1の宿泊代ですみます
 京都までは電車で35分… しかも奈良ならでは…鹿を見れちゃう特典付き
  …さあ奈良に宿泊するのです………」
 
観光庁の発表では、訪日外客数7月推計値は3,292,500 人、2ヵ月連続で単月
過去最高を記録し、300万人以上が5カ月続いている。

オーバーツリズムで有名観光地は悲鳴を上げているが・・・円安も、そろそろ
終わりそう、どうなるのでしょうか。

160年前1864年のこの日、「ジュネーブ条約」(第1回赤十字条約)が採択され、
「国際赤十字運動」が発足した日です。
この運動は、戦争や天災(自然災害)時における傷病者救護活動を中心とした
人道支援団体の総称、スイス人実業家アンリ・デュナンの提唱で創立された。
 1.人道:赤十字の根本。
 2.公平:国籍や人種などに基づく差別はしない。
 3.中立:戦地や紛争地では友軍敵軍どちらにも与しない。
 4.独立:政府の圧力に屈さず、また活動への干渉を許さなず、補助のみ。
 5.奉仕:報酬を求めない。
 6.単一:一国一社。国内に複数の赤十字社・赤新月社があってはならない。
 7.世界性:全世界で同様に活動し、赤十字・赤新月は互いに支援し合う。

帰りに寄ったのは「大和文華館」、
レスコヴィッチコレクションの摺物
 ―パリから来た北斎・広重・北渓・岳亭― 』特別展・後期が開催中です。
前期:2024年7月9日(火)~8月4日(日)が終わり、全作品が入れ替わり
後期:2024年8月6日(火)~9月1日(日)までの予定と。一般950円
展示品はポーランド出身でパリ在住のジョルジュ・レスコヴィッチ氏が収集
されたものを今回展示している。
(あべのハルカス美術館で開催中の連携展「広重―摺の極(きわみ)―」 )
      

開館が10時、30分遅れで入館すれば、いつもは人がまばらなのに・・・
作品ごとに、ほぼ見られている人がおられ、賑わっておりました。
      

摺物(すりもの)とは・・・8月13日朝日新聞デジタルより 神田剛 
大量に刷って売られたカラフルな浮世絵「錦絵」とは異なり、摺物は狂歌を
たしなむグループなどが仲間内での配布を目的に浮世絵師に特注した、
いわば自費出版作品。
刷られた数は数十から数百にとどまるが、狂歌を添えた絵のテーマは注文者の
好みを反映し、金銀や雲母を使うなど凝った技と手間をかけて作られたものも
錦絵とは対照的に色合いを抑えたものも目立つが、これらは発注した狂歌師と
、浮世絵師の打ち合わせを通じて生まれた「遊び心」(浅野秀剛館長)という

一例を上げれば1814~1815年「六歌仙図」、葛飾北斎、歌川豊広、歌川豊国、
勝川春英、魚屋北渓、岳亭春信の絵師6人の合作
      携帯より

フラッシュなしで、写真は撮れますよ。

お庭に降りれば      

セミはツクツクボウシの声が響くが、探しても見つからない

花は少なく、サルスベリ、フヨウ、ナツズイセン




ヤマユリの種子採取のために・・・


あまりの暑さに、車へと引き揚げました。

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