曇り空で薄日が差し込んだり、時折雨粒が落ちる程度の天候が続き、最低気温
は2時頃の13.2℃、一方最高気温は14時の22.1℃にも。
これは日本海を移動する低気圧へ吹き込む暖湿な大気の影響のようで、夜には
前線の通過に伴い風雨が強まり、明日の夕方まで荒れた天候になると。
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80年前1943年のこの日、フランス人の飛行士・小説家「サン=テグジュペリ」
の『星の王子さま』The Little Prince がニューヨークで刊行されている。
初版以来、200以上の国と地域の言葉で出版され続けています。
なお著作権はアメリカ2039年やフランスは2044年となっている。
日本語の書名『星の王子さま』は、岩波版の翻訳者であるフランス文学者の
内藤濯の解釈からで、「大切なものは、目に見えない・・・とはじまる内容
も「星の王子さまはとてもファンタジーな本」とされていた。
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だが日本における著作権は2005年1月22日に満了したため、数社から相次いで
新訳が出版され、「ヨーロッパで戦争に巻き込まれて辛い思いをしている人々
への勇気づけの書」とする異説が提示されている。
さて誕生日の花は「ハナズオウ・花蘇芳」 Chinese redhud
中国北中部を原産とするマメ科の落葉樹で、春に咲く紅紫の花を観賞するため
江戸時代1695年以前に日本へ渡来したようだ。
ハナズオウの和名は、花の色が同じマメ科の熱帯植物スオウで作る染料
「蘇芳」に似ていることからと。
別名は「ハナスオウ」「スオウ」「ハナムラサキ」「スオウギ」
「紫荊樹(シケイジュ)」「スオウバナ」 と
品種は「アメリカハナズオウ」紫や斑入りの葉が庭に彩を添える。
「セイヨウハナズオウ」地中海を原産地とする近縁種。通称を「ユダの木」と
キリストを裏切ったユダがこの木で首を吊ったと伝えられる。
「シロバナハナズオウ」やや小ぶりで白い花を咲かせる
「シダレハナズオウ」
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花は蝶形で浅く5つに裂ける。上側中央にある「旗弁」は立ち上がるが、両側
で後方へと反り返る2枚の翼弁より小さく、見付けにくい。
下側にある2枚の「舟弁」は、上側の花弁よりも長くて大きい。
花全体の長さは1~2㎝で、萼は釣鐘型で花柄が短いため、枝に直接付くよう
に見える。
花言葉は日本では、春爛漫の風景の中で咲くポジティブなイメージから
『喜び』、『目覚め』、『豊かな生涯』
西洋ではネガティブなイメージ、セイヨウハナズオウがユダの木と呼ばれる
ことから『裏切り』『不信仰』『疑惑』『人のおだてに乗りやすい』
『裏切りのもたらす死』『エゴイズム』 など
『裏切りのもたらす死』『エゴイズム』 など
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/b5/dd89f3f2678e821eba7091faf2592a4d.jpg)
花後に展開するハート形の葉や、房なりになる豆果もかわいらしい。