カメラを片手に

名勝「依水園」へ

今日から二十四節気 「清明・せいめい」、万物が穢れなく生き生きとしている
意味で、春の息吹が感じられ、花見に良いころになるのですが・・・
今年は例年より10日ほど早く季節が進み、ソメイヨシノは落花盛んとなる。
今朝は曇り空で最低気温は11.6℃と暖かく、次第に雲量が増し14時過ぎの
20.1℃をピークとして気温は下がり始めている。
夕方にはぽつりと雨が降り始め、明日は降ったり止んだり、明後日は風雨が
強まり、花散らしの雨で一気に葉桜になるのでしょう。
      11時、17.4℃、40%

今日はオーストリアの指揮者「ヘルベルト・フォン・カラヤン」の1908年の
誕生日、生誕115年になります。
「帝王」と呼ばれたカラヤンの音楽づくりには音楽性とともに自己演出にも
独自の美学を貫ぬき、「魔術師カラヤン」と謳われれていた。
音楽性に関して一部には賛否両論あるとされるが、日本では 「楽壇の帝王」
として絶大なる人気を誇り、没後34年経つ現在でもカリスマ性は不滅ですね。

奈良で開花宣言が出された3月20日に国指定の日本庭園・名勝「依水園」へ。

正門前からも若草山少し眺められます。
      

依水園は東大寺と興福寺の間に位置し、時代の異なる前後の二つの池泉回遊式
庭園からなり、総面積は11000㎡・3400坪です。
「前園」は奈良晒の御用商人「清須美道清」1670年頃のもので、庭は周りから
隔絶され、中島は鶴亀を模す。



「三秀亭」はお食事処で、屋根の上のアワビ貝はカラス除けで、
      

「後園」は明治時代の実業家・関藤次郎が買い取り、周りの景色までも景観と
した築山式の借景式庭園です。
氷心亭から後園へ      

内部には茶室が・・・

蟄前開ければ、桜が一本咲き誇っている。巨大な礎石が

東大寺南大門の巨大な屋根が・・・
   

築山の奥には、滝があり水車までもが・・・

茶室として「清秀庵」、裏千家の「又隠・ゆういん」の写し
     清秀庵

単独の茶室「挺秀軒」は清須美道清が煎茶用を建てて、明治期に裏千家の茶道
でもつかえるようにされたもの。


さらに併設された「寧楽美術館」では、中村家3代が収集し、神戸大空襲を
免れた二千数百点、東アジアの古美術を収蔵・展示する。
なお美術館は1969年東畑健三氏の設計により、大和屋根をイメージする。
      寧楽美術館

外国の方にも通訳さんがおられ、説明されておりました。

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