カメラを片手に

雨の放哉忌に

夜明け前に降り出した雨の朝、最低気温は15.9℃とかなり高く、気温は17℃
止まりで、総雨量は午後4時迄に30㎜を越え、深夜には止むらしい。
これから寒気が下りて、明日は風冷えになりそう。
      9時半、16.6℃、95%

     『春の山のうしろから烟が出だした』尾崎放哉
今日は「放哉忌」、漂泊の俳人「尾崎放哉・ほうさい」1926年の忌日。
上記の句は辞世の句で、「種田山頭火」らと並ぶ自由律俳句の代表で、旅の中
で句を詠む動の山頭火に対し、放哉は静の中に無常観と諧謔性、さらに洒脱味に富む句を詠んでいる。
最晩年の8か月は、小豆島の西光寺奥の院で寺男として暮らすも、金の無心は
する、酒癖は悪い、東大出を鼻にかける、といった迷惑な人物だったようだ。 
彼を扱った作品としては
吉屋信子『底のぬけた柄杓 憂愁の俳人たち』 新潮社 1964年
吉村昭『海も暮れきる』 講談社 1980年 / 講談社文庫 1985年

さてNHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はシソ科「オドリコソウ・踊子草
この和名は花の様子が笠をかぶった踊り子のように見えることに由来する。
山野のやや日陰を好む高さ30~50cmの多年草で、湿気の多い場所に大きな
群落を作り、若葉は食用にもなるそうだ。
茎は柔らかく、葉は対生し、長さ5~10cmの卵状三角形~広卵形で先端は
尖り、ふちに粗い鋸歯があり、網目状の脈が目立つ。
上部の葉腋に白色~淡紅紫色の唇弁花を密に輪生し、花冠は3~4cmで、上唇
はかぶと状、下唇は3裂し、側裂片は小さく、中央裂片は大きくて前に突き
出し、浅く2裂する。
別名は「オドリバナ・踊花」「コムソウバナ・虚無僧花」「プルプルソウ」と

花言葉は「快活」「陽気
       2021.4.26

空き地でよく似る小形の帰化植物の「ヒメオドリコソウ・姫踊子草」は、
明治26年に初めて発見されたと。
      4/6

また200年前の今日、仏の発明家・物理学者の「ジャック・シャルル」の忌日
、ロベール兄弟と共に世界で初めて水素を詰めた(有人)気球での飛行に成功。
飛行船へと発展したが、1937年のヒンデンブルグ号の爆発事故でヘリウム
にとってかわられている。
なお気体を熱したときの膨張の法則を「シャルルの法則」といい、圧力が一定
の時、気体の体積と温度は比例するこの法則の提唱者は、1802年にジョセフ
・ルイ・ゲイ=リュサックがシャルルの未公表の成果を参照して法則名に
ジャック・シャルルの名を冠されたと。

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