カメラを片手に

NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団を京都で

奈良の今朝の最低気温は6.8℃と今シーズンの最低、二日続けての夜外出で
床に入ったまま、連れ合いは熱いお茶を飲んでも寒くて、我慢が出来ずガス
ストーブを点火。シメシメ、これで怒られずにストーブが点けれますね。
春日奥山上空には雲が多くみられる朝ですが、日曜日までは秋晴れの日が。
7時半

一昨日は小ホールでのサキソフォン八重奏に続いて、昨日は大ホールと二日続けて
「京都コンサートホール」の演奏会に伺いました。


15年前の京都へはエッシェンバッハ指揮の旧ハンブルク北ドイツ放送交響楽団が、
本拠地を昨年新設された「エルプフィルハーモニーホール」に移し、名を
NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団」として来日公演初日、
 

指揮は2019年9月より次期首席指揮者『アラン・ギルバート』に率いられての来日公演の初日。


オケが得意とされるドイツ・ロマン派音楽より、ワーグナーとブラームス、ベートーヴェン
ピアノのソリストには急遽代わりベートーヴェン弾きの『ルドルフ・ブッフビンダー
どのようなドイツ音楽が奏でられるか楽しみですね。




館内の入りは7分ほどで空席が目立ちます。
プログラムは、
・ワーグナー:歌劇《ローエングリン》第1幕への前奏曲
   ヴァイオリンが繊細に弱音の高音で奏でられる2分ほどなのだがも時を忘れるぐらい、
   最後もきっちりと、さすがアラン・ギルバート、フライングはなく
   タクトを置かれるまでの緊張感が伝わり、拍手!!

   ステージにピアノが引きだされ、とぼとぼとピアノ前に座られて
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
   オケから始まると、口遊むかのように演奏を口が動き、ほほ笑んだりとされ曲の中に
   入り込まれ、こんな強い音が弾けるかと驚くぐらい、また囁くような音色と変幻自在
   稀代稀なベートーベン弾きと云われるはずです。
   第一楽章が終わると、P席の外国からの方からブラボーと掛け声が、エェー
   申し訳なさそうな顔をされていましたが・・・。
   御大は動じることなく、アランも二楽章、三楽章と間をおかず続けて最後まで一気に!
   館内はスタンデングオベーションも多数で、大興奮!
 アンコールは
・ベートーヴェン:ピアノソナタ第18番 op.31-3第2楽章
   洒落た弾き方スケルツォで魅入られたように聞き入りました。  

   ・・・休憩20分・・・
・ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op.98
   シソミドというモチーフがヴァイオリンから奏でられて第一楽章が始まり
   アラン・ギルバートの独り舞台、指揮台の上で踊られているかのような指揮ぶり、
   譜面台が無いから、その指揮に答えるオケ、
   当初管楽器が少し弱いのかなっと思っていたが・・・流石です。

 アンコールは
・ブラームス:ハンガリー舞曲 第6番
・浜辺の歌
:作詞 林古渓、作曲 成田為三1916年(大正5年)による日本の唱歌
   主旋律が奏でられると”あした浜辺を さまよえば 昔のことぞ しのばるる”と
   唄われるぐらい・・・館内に拍手が出ていました。
   アランは日系のハーフですから当然と言えば・・・? 心憎いです。

入りが悪いのに関わらず、オケは楽しませてくださいましたし、
観客も十二分にドイツ音楽を楽しめました。

今後の日本ツアーの予定です。
11月2日(金)19:00 東京/サントリーホール
11月3日(土・祝)14:00 鎌倉/鎌倉芸術館
11月4日(日)14:00 東京/サントリーホール
11月7日(水)18:45 名古屋/日本特殊陶業市民会館 フォレストホール(名古屋市民会館)
11月8日(木)19:00 東京/NHKホール

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