カメラを片手に

サクソフォン八重奏を京都コンサートホールで

霜月朔日の奈良は、7.7℃と今シーズンの最低気温の朝を迎えました。
8時

ハローウィンの昨晩は「京都コンサートホール」へと出かけましたが、
京都北山も京都市営地下鉄内でも、いつもと変わりない様子・・・、
ホールは暗闇に包まれておりました。


『ハバネラ サクソフォン・カルテット&ブルーオーロラ サクソフォン・カルテット』
ソプラノ:クリスチャン・ヴィルトゥ    平野公崇
アルト :スィルヴァン・マレズュー    田中拓也
テナー :ファブリツィオ・マンクーゾ   加藤里志
バリトン:ジル・トレソス         本堂 誠


ハバネラはフランスから現在世界No.1とも言われるサックス界のエリート集団で、
1993年にパリ国立高等音楽院教授クロード・ドゥラングルの門下生で結成された。

ブルーオーロラはサックス界の革命児・平野公崇と同じ音楽的志向で結成され、
名の由来は武満徹の作品「一柳慧のためのブルー・オーロラ」から

サックス界のトップ・プレイヤーたちで最高にグルービーな演奏で白熱したステージに。


館内の入りは8分以上で、高校生も目立ちました。
プログラム前半は各カルテットの四重奏
ブルーオーロラ サクソフォン・カルテットから
平野さんが前に出過ぎな位でbetter、バリトンのリズム感にほれぼれ
・J.S.バッハ(編曲平野公崇):主よ人の望みの喜びよ
    ジャズ的な味付けで自由自在そのまま駆け上がりました。
・J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻1番ハ長調BWV870よりプレリュード
・山田耕筰(編曲平野公崇):赤とんぼ
・日本民謡(編曲平野公崇):江戸の子守唄

ハバネラ サクソフォン・カルテットは
ずばり音の均一性が際立っており、いつ楽器が替ったか判らないほどすばらしい
吹く姿に派手さはないが、繊細な音にはより派手さがbest。
・C.ドビュッシー:ベルガマスク組曲より、ⅡMenuet、ⅣPassepied
・ゴトコフスキー:サクソフォン四重奏曲 よりMisterioso、Final

      ・・・休憩20分・・・

ハバネラ・カルテット&ブルーオーロラ・カルテットの八重奏に
・ボロディン(編曲久保田麻里):中央アジアの草原にて
・バルトーク(編曲佐藤淳一):弦楽のためのディヴェルティメントSz.113 BB118 Ⅲ
平野さんから演奏者の紹介と好きな日本食はと、ラーメンしゃぶしゃぶ・・
・リムスキー=コルサコフ:「シェエラザード」作品35より、ⅠⅡⅢⅣ

終わりもきっちりと余韻を持っての拍手、それほど聞き入っていたのですね。
素晴らしい演奏で館内もヒートアップ。

アンコールは3曲
・真島俊夫、ラ・セーヌ「I. Pont Neuf」最古の橋ポン・ヌフ
   パリを流れるセーヌ川が流れ過ぎる3つの橋周辺の印象を描いた作品で
   もとはクラリネット8重奏曲をサキソフォンのため編曲されたもので、
   Ⅰは中間部にスイングジャズが流れ、サンジェルマンが目の前にと?
・真島俊夫、ラ・セーヌ Ⅲ. Pont AlexandreⅢ、アレクサンドル三世橋
   気持ちが浮き立つような曲。
   実は、電車が1本遅れると遅くなるので、気持ちも右記だったのか
   腰を浮かして帰途に、後ろから最後のアンコール曲名が・・・
・ドヴォルザーク、セレナードでした。
 

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