風も弱く曇り空の朝、陽射しは殆どなく穏やかなのだが、13時現在、気温は
7時過ぎの0.6℃から昼前の6.3℃(最高気温)となっている奈良。
一月下旬から晴れた日が少なく、この先一週間も続きそうな天候です。
12時、5.4℃、60%
NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「セツブンソウ・節分草」
キンポウゲ科の多年草、早春に白い花弁のような萼片を5枚開く。葉は深く
裂けた灰緑色で、晩春には地上部を枯らして休眠し、晩秋から地中深くの
黒褐色の塊茎から白い芽を伸ばし始める。
近年盗掘や開発などで激減し、保護が始まっている。
花言葉は、春の訪れを知らせてくれることから「光輝」と
「奈良国立博物館」が1月29日のお知らせで、
2月3日(土)の「節分の日」を無料観覧日にしておりましたが、
2月4日(日)も無料観覧日として「令和6年能登半島地震」被災地救援のため、
義援金の募金活動も実施し、お預かりした義援金は、日本赤十字社を通じて、
被災地にお届けするとのことです。
現在奈良国立博物館(以後奈良博)で現在開催中は名品展3月24日まで
奈良桜井市・長谷寺の参道を行くと、右側に塔頭寺院の「普門院」がある。
その不動堂内の本尊の「不動明王坐像(重文指定、9世紀平安時代)が、2023年
夏から不動堂の修理に際して、当館でお預かりされている。
そのため、なら仏像館の名品展「珠玉の仏たち」において特別公開にいたる。
この不動明王像、元は三輪・大神神社の神宮寺「平等寺」に祀られていた仏像
で、廃仏毀釈の影響で明治8年に普門院に迎え入れられたと。
不動堂
普門院・不動明王 室生寺伝持国天
室生寺の伝持国天像(9世紀)現在当館・奈良仏像館第12室に展示中で、
比べて頂ければ、目鼻立ちや耳の形が似ていると思われませんか?
その他に特別公開「松帆銅鐸」兵庫県南あわじ市出土2015年
銅鐸内部に吊り下げて音を鳴らすための部品「舌ぜつ」という細長い棒と
銅鐸が一緒に珍しく発見され、その美しさを当館所蔵品と比べて下さい。
2021年から奈良吉野・金峯山寺仁王門の修理のため、約5m「金剛力士立像」
重文指定も特別公開中で、仁王門は2028年度に完成予定です。
東大寺南大門像に次いで2番目に大きく、像内の銘文より南北朝時代の1338年
から翌年にかけ、南都大仏師「康成」によって造られたことが判明した。