厚い雲に覆われた奈良の空、陽が射さないが若草山はグリーンのマントが光る。
7時最低気温も20.8℃と肌寒いぐらで、陽が照らず過ごしやすい一日に。
でも明日はまた雨の予報、今後も梅雨末期の災害に注意しなくては。
というのも一泊二日の旅に出かけた6月30日は奈良は土砂降りで、
乗った近鉄観光特急「しまかぜ」も五十鈴川駅で2時間以上足止めに。
この旅行、元は青森に2泊3日で計画していたがCOVID-19でcancel
さらに使い残した近鉄の株主優待全線無料乗車券が7月31日迄、
志摩スペイン村もこの週内は休みで、梅雨時期で人出は少なさそう、
「しまかぜ」に乗って、お伊勢さんにお参りしょうと相談がまとまった。
2019.7COVID-19で、コンサートや講演会もcancelで2月から電車に乗っての
外出は、5か月ぶり。家を出たときは土砂降りだったが、大和西大寺駅で
は小降りに。待ち合わせの西大寺駅の二階コンコースへ上がると、工事
中だった南北自由通路が使用され、明るく広く、便利になりました。
写真は京都からきた近鉄観光特急「しまかぜ」と大和西大寺駅北口の
現在の様子、旧駅舎が解体され、これからエスカレーターの工事に。
「しまかぜ」は近鉄50000系電車、基本システムは21020系に準じ、賢島方から
1両・6両目ハイデッカー（プレミアム）、一両目5列から前方を
本革のプレミアムシートに、電動レッグレストと、シート背もたれに鉄道初の
エアクッションを設置し、ランバーサポート・リラクゼーション機能も備え、
さらに電動カーテンも設置されている。
2両5両目平床（プレミアム）、車いす用席も
3両目ダブルデッカー（カフェ車）、海側に向かう席
二階席
一階席
4両目平床（サロン・個室）
一編成6両固定（最大138名）で、全車両にフルアクティブサスペンションを
搭載し、乗り心地の改善をはかり、一編成18.5億にもなる。
運行は61回式年遷宮に合わせ、2013年3月21日から大阪難波と名古屋
、2014年には3編成目の京都からも運行が開始された。
その京都からの編成は一両目のみ空席は少ないが、他はガラガラに。
雨の中大和盆地を走り橿原線から大阪線へと入ると空が明るくなる。
三輪山や耳成山・香具山も （三輪山に水蒸気がたなびく）
三重県に入ると、お昼を摂りにカフェ車で、COVID-19関連で、ソ－シャル
ディスタンスが図られ、車内移動販売がなく、アテンダントさんは通常6名
から4名になって忙しそう。
しまかぜ弁当のつもりが・・・海鮮ピラフを半分ずつと、男は早くもビールに
話が弾んで、女性人はデザートにマールブランシュを食べており、もう一杯
あっという間に宇治山田手前から雨が激しくなってきたのに気付いた。
お伊勢参りの方が半分以上降りられると次は鳥羽にはずが・・・
五十鈴川で止まったまま、動かず。すかさずアナウンスがあった。
鳥羽との山間で降った大雨により降雨量制限を越し、運行停止指示に。
広くて座り心地の良い席でぼっとして過ごせば一時間、雨も小止みに。
突然ある乗客が運転席にむけて話をされている。予約時間があり・・・
20分ほど過ぎて係に連れられ運転席から出て行かれた。
その後、後続の列車は運転停止で、打ち切りになったと。
賢島へは行けるのが一安心。
その後に安全確認編成（伊勢志摩ライナー？）が鳥羽駅方面へ発車し、
３０分ほどで、運行が再開された。小川は濁流が流れていたが、
降る雨は小康状態で鳥羽へ到着、駅前の鳥羽水族館も雨で・・・
鵜方を過ぎ、賢島駅が見えだし
３番線に到着したのは、１２時４６分着が１4時５6分に。２時間１０分遅れ
遅れてすみませんとの謝りの言葉しか聞かれなかった。
隣の４番線名古屋行きで次発、先発は京都行で１０分後には折り返していった。
明日は運休日です。
送迎バス乗ってから、遅れてこられた方から特急券の払い戻しをしてきたとの
話で、大慌てで窓口へ戻り、一人返金２６９０円をしていただくと、
近鉄も1時間を超えると特急券の払い戻しがることを初めて知った。
＊ 近鉄特急は2時間と書いたが、調べると１時間で、訂正する（7/4）
一番の喜びは乗車券も特急券もタダで賢島迄来れました。
でもこんなお金は夜の酒代（作）に消えて・・・。
