このところ本当に雨が降らず、朝から小庭に水やりを・・・
シダが新たな枝を出し鎌首を持ち上げていた。
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背景に苔が育ちはじめている。
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首をもたげ、胞子を飛ばす準備か
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源実朝は詠む
『岩にむす 苔のみどりの 深き色を いく千世までと 誰か 染めけむ』
意味)岩にむした苔は年中緑を保ち、幾年月を経ても新生を繰り返し
絶えることがない。
『苔・コケ』は大辞泉によれば、「木(こ)毛(け)」の意で、
蘚類・苔類などのコケ植物や、地衣類・シダ類、種子植物のごく小形
のものなどの総称。
地を這うような植物『サギゴケ・ 鷺苔』にも、コケの名が用いられる。
『サギゴケ』は、早春から田の周辺や河川敷の明るい草地に地を這い、
長いほふく枝を伸ばしマット状の群落をつくる。
唇形の花冠を持つ花の形がサギに似ていることより和名になった。
4本の雄蕊と1本の雌蕊を持ち、花の色で区別すると白花をサギゴケとし、
写真のような紫色は『ムラサキサギゴケ』、モモイロ・・・もあると。
暖冬の影響か3月11日に田んぼの畦道で気が付いた時、スミレの仲間だと
思っており、調べてもスミレからは該当する種は見つからず・・・
そのままにしていたが、3月下旬に拝見しているブログでその名を知った。
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3月23日、平城京跡へ行くと、良く見つかる。
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4月5日に再度訪れた平城京跡では、一面の群落まで見られた。
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グランドカバーに使われていると。