カメラを片手に

率川神社に一日遅い「茅の輪くぐり」に

今朝の最低気温は24.5℃、25℃を下回ったのは午前4時半頃で、ほぼ熱帯夜の
一晩になりました。梅雨明けと同時に本当に寝苦しい夏が始まってしまい、
今日の奈良はカンカン照りです。
お昼前に35.5℃と上昇し、今日の最高気温は38℃と予報されていたが・・・
午後3時前に37.6℃を記録している。
      10時半、32.8℃、55%

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はドクダミ科『ハンゲショウ・半夏生
夏に小さな花が集まる細長い総状花序をつけ、その周囲の葉が白く変色する。
庭のハンゲショウ、水遣りが少なかったのか、酷暑で・・・
       

この名の由来は二つあり、半夏 (カラスビシャク)が生える頃を72候の一つ
「半夏生」とし、夏至から11日目で太陽の黄経が100°になる日、今年は明日
7月2日になり、この頃に白い葉をつけるためとする説と、
葉の一部を残し白く変化する様子から「半化粧」とする説があり、
このことから花言葉は『内に秘めた情熱』と。
      

一日遅くなりましたが、昼過ぎから夏越の祓いの『茅の輪くぐり』に、
大和の国の一宮「大神神社・三輪明神」の摂社『率川神社』に。
593年に大三輪君白堤(おおみわのきみしらつつみ)が勅命によりお祀りされ、奈良市
で一番古い神社といわれ、6月17日の例祭の「三枝祭(さいくさのまつり)」は、
ササユリが奉納され、別名「ゆりまつり」で有名です。
      

茅の輪」は拝殿の正面賽銭箱前に6月22日から7月6日まで設置されている。
上半期についた罪・穢(つみ・けがれ)を祓い、下半期も無病息災を祈願しました。
この神事の由来は、蘇民将来(そみんしょうらい)が「茅の輪」を身につけて災厄
を祓った故事に因り、参拝の折に「茅の輪」を三度くぐってお参りしました。



本殿は三棟、左側には父神の狭井大神(さいのおおかみ)、
      中央にお子様の媛蹈韛五十鈴姫命、両親がよりそうように。
      右側には母神の玉櫛姫命(たまくしひめのみこと)、
古くより「子守明神(こもりみょうじん)」とたたえられ、安産、育児、生育安全、家庭円満の神様として県内外から篤い信仰がよせられている。





奈良の地から、大神神社の御神体である三輪山に思いを馳せて遥拝できるよう遙拝所もあり、東側に摂社・末社が祀られている。
中央に摂社「率川阿波神社 」で事代主神さま(恵比須さま)をお祀りし 
正月5日の本戎(初戎)には、商売繁盛を願う多くの参拝がる。
       

左側に末社「春日社(かすがしゃ)」、御祭神 春日大神(かすがおおかみ)
右側に末社「住吉社(すみよししゃ)」、御祭神 住吉大神(すみよしおおかみ)
 

入り口に万葉歌碑(七巻 1112番 作者未詳)がある
はねかづら 今する妹を うら若み いざ率川の 音の清けさ
 意味)はねかづらを髪に挿している娘が初々しいので、
               さあと誘う率川の音の清らかなことよ
      

また境内には変わった石、この形状から「蛙石(かえるいし)」と呼ばれ、
 「お金がかえる」「幸せがかえる」「若かえる」 「無事かえる」などに
つながり縁起が良いとされ、健康回復・旅行安全などを願って この石を
撫でることから「撫で蛙」とも。
       

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