カメラを片手に

「かこむら」如月の懐石は

久しぶりの氷点下0.3度の朝の奈良、吹く風は冷たく雲の多い一日、最高気温
はもっと低いと思っていたが、7.6℃に。黄砂も過ぎ去ったようで、若草山は
      13時

芝やススキが白銀色に輝き、夕日が差せば黄金色になるはずだが、
この曇り空で望み薄。

大阪・京都・兵庫にはCOVID-19による緊急事態宣言が、さらに一月延長に。
その矢先に、ならまちの「懐石かこむら」 でいつもの4人で食事をしたが、
餅飯殿センター街は、夕方でも人の数が数えられるぐらいで閑散としている。
インバウンドよりも前、十数年前に戻った感があるぐらいの閑散さだった。
奈良のお店は保証金も出ず、苦しさと大変さが伝わる。

かこむら」の入るビルも、休業中や閉店された店が・・・
入ると、空気清浄機がでーんと・・・消毒と体温測定を済ませて椅子席に。
二月・如月の懐石は
「八寸」から、一升升、蓋には招福追雛と、ビールを片手に
料理はなんだっけな・・・忘れた。

「椀物」は??のかす汁仕立てに、体が温まります。
      

「お造り」はアオリイカとクルマエビ
合うお酒は酒の神三輪明神のお膝元、今西酒造三諸杉」純米吟醸
芳醇な味に間違いなし。

口直しにイクラと柚子ご飯を一口 
      

「焼き物」はアマダイとカニ酢、
次の日本酒は「八海山」純米酒をさらっとした飲み口ですね。
       

「汁物」は菜種とアナゴ?の餡掛け
      

日本酒談議で、相手の酒のお師匠さん、頂き物の奈良吉野の「美吉野醸造
の「花巴」を冷酒で飲んだが、
味醂を飲んでいるようでという話をすると

ここにも置かれているので、燗酒で頂くことに。
(燗酒は富山で義父にたくさん飲まされた銀盤を思い出す)
色は少しついているが、飲み易くなり、本当に料理に合う。
でも冷めてくると次第にみりん風味が増す。
飲み方を間違いを指摘され、また日本酒の面白さが深まった。

「ごはん」は「ハマグリ粥」に。
      

最後はデザートに。デコポンのゼリーに苺が
      

きっちり8時前には帰宅の戸に。
如月の招福のごちそうとお酒は日本酒2.5合とビールを頂き、幸せ。

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