カメラを片手に

ヒトリシズカの名の由来は

朝方まで風雨の強い荒れた天候、9時迄には小雨も止み曇り空が続いている。
昨日からの降水量は57㎜と良く降り、なんと今日の最高気温は深夜の16.3℃
そして最低気温は午前9時半前の11.8℃、日中は15℃前後と肌寒い一日に。
      11時半、13.7℃、68%

激しい雨風で地面には花びらが散るも東の若草山頂付近、何とか見頃を保つ?
若草山三重目展望台👇

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「オキナグサ・翁草」牛蒡のような
根を持つキンポウゲ科の固有種の多年草で、絶滅危惧種となっている。
日当たりのよい草原や林縁で春になると芽を出す。葉が伸びきる前に、短い毛
で覆われた赤紫色や青紫色の清楚な花を下向きに咲かせる。
花弁に見えるものは萼片で、花後にできるタネに白く長い毛があり、そのタネ
が密集して風にそよぐ姿を老人の白髪に見立てたことが和名の由来です。
別名は「ネコグサ」「キツネコンコン」「ジイガヒゲ」「 善界草(ゼカイソウ)」
など、地域によって相違する。
花言葉は「華麗 / 告げられぬ恋」
      借用

ヨーロッパ由来で近縁種のセイヨウオキナグサを、2013年6月22日のスイス
旅行、アイガー北壁下の草原で、毛におおわれた藤色の花のプルサティラ・
ヴェルナリス(学名:Pulsatilla vernalis)を見ました。



二年前に鉢植えのオキナグサを購入したのだが、昨年は一輪だけ咲いたが、
今年は芽が出ず、代わりにスミレが咲いていた。
      

そして椿の根元に於いていた小鉢、「ヒトリシズカ・一人静」も小さな花が。
東アジア北部原産、センリョウ科の多年草で、株から数本から20本ほどの茎を
伸ばし、その茎の先端付近に4枚の葉が輪生状につき、中央から白いブラシ状
の花序(雄蕊の葯隔)が1本伸びる。
花は花被を欠き、3本の白い雄蕊がしべが白く目立つ。
      



名の由来ですが、古くは「吉野静」とよばれ、1712年の『和漢三才図会』に
その由来が記されている。
静とは源義経の寵妾にして吉野山に於て歌舞のことあり。
             好事者、其美を比して以って之に名づく」と
 国会図書館デジタルコレクション

さらに「一人静」としたのは、近縁種の「フタリシズカ」がふつう花序を
2本もつことに対比させている。
どちらが先かと言うと、和漢三才図会で述べるように『フタリシズカ』の名は
謡曲「二人静」に由来し、後付けで似た植物だが花穂が1本を『ヒトリシズカ』
と名付けたと考えた方が良いようだ。
      フタリシズカ23.5.17

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