カメラを片手に

もう咲きだしたホツチャクソウとアマドコロ

今日は「穀雨」なのに黄砂の飛来もほぼなくなり、乾燥して晴れの良い天気、
気温は夜明け前の10.1℃から午後3時には24.4℃迄上がる。
      14時、24.1℃、29%

200年前1824年のこの日、イギリスの詩人「バイロンGeorge Gordon Byron」
の誕生日で、生誕200年です。
ケンブリッジ大学を卒業し、上院議員となるも、1812年「ハロルド卿の巡遊」
で一躍新進詩人の名声を博す。
反俗の青年貴族として、ヨーロッパ大陸を遍歴し、ギリシア独立戦争に加わり
ギリシャにてマラリア熱にて客死する。
ロマン派の代表者でゲーテに「今世紀最大の天才」と賞賛され、代表作は
劇詩「マンフレッド」、長詩「ドン=ジュアン」など。
臨終の言葉
〝死ぬことなどは、なんとも思わない。
 だが、この世に愛するものを残していくのはなんと心残りなことだろう!
 さあ、それでは眠ることにしよう。

日本では《マンフレッド》を抄訳した1889年の森鷗外《於母影(おもかげ)》、
《シヨンの囚人》を翻案した1889年北村透谷の《楚囚之詩》など・・・。

小庭の隅では「ホウチャクソウ・宝鐸草」が花茎を伸ばしたと思えばもう
釣鐘型の花弁を出している。
      

イヌサフラン科の多年草で地下茎を延ばし、先端に翌年の株となる擬似1年草
草丈は30~60㎝、葉は互生し、葉身は長楕円形、茎は上部で分かれる。
上部で分岐した枝先に2㎝ほどの細長い筒状の花が1~3個垂れ下がって咲く。
この花の姿が寺院建築物の四隅の飾り、風鐸(宝鐸)に似ることから和名に。

花被片は6枚で、3枚は花弁で3枚は萼で合着せず、開かずに筒状に見える。
なおリスクプロファイルという猛毒成分が含まれ、嘔吐、下痢、めまいなどを
の症状が引き起こすのでご注意を!。
     (よく似たアマドコロと間違えないように)
      

同じように花被片が合着しない「アマドコロ・甘野老」も玄関先の椿の下で
あっという間に芽が出て、花茎を伸ばして筒状の花をもう下げている。
和名の由来は、根茎の様子がヤマノイモ科のトコロに似て甘みもあることから
      

キジカクシ科の多年草、春に伸びた花茎には4~6本の稜角をもち、触ると少し
角張った感があり、長楕円形の葉を左右に互生し、葉の付け根から1~2個の
細い花柄を伸ばし、細長いつぼ型(鐘形)で白色から緑白色の花を垂れ下げる。
花は長さは2㎝ほどで、6花被片が合体した筒状形を示し、合弁と花被の先に
緑色の点があるのが特徴です。
      

食用や薬用にもなることから、地方ではいろんな呼び方をされている。
「ナルコラン・鳴子蘭」、「キツネノチョウチン」、「アマナ・甘菜」、
「イズイ」、「エミグサ」、「カラスユリ」、「キツネノマクラ」、「ヘビスズラン」 
、「チョウチンバナ」など。

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