カメラを片手に

奈良の小さな秋、小塔院跡

朝の9時頃、細かな雨がありましたが、薄曇りの奈良です。
10時

昨朝に孫を送った奈良市内、夕方迎えに行くと、少し時間があり奈良町を
ぶらぶら、隠れた小さな奈良の秋を味わうことに。それは「元興寺小塔院跡」と


東に向って上る坂道になって、夕陽で桜の紅葉が輝いておいます。
この坂道は、ブラタモリ奈良編でも話題の段差で、奈良盆地東縁断層帯に地震で
ズレが生じ、上層の地層に撓曲(とうきょく)つまり「たわみ」になります。
ここは「元興寺」の南西隅で小塔院跡、元興寺の一院として称徳天皇の百万塔を
収めたところといわれ、奈良時代聖武天皇の束大寺大仏開眼供養のとき、その導師を
つとめたインド僧「菩提仙那」の将来した仏舎利はこの小塔院に置かれていたとも。

御住職 河村俊英は書いている
”足利時代の一揆で荒廃し・・・かろうじて、小塔院の存続が許されることと・・・。
 その地に、江戸時代中期ごろ、愛染堂と虚空蔵堂の二つの小堂が、しばらくの間を
 おいて建てられ、二百数十年の歳月を経ましたが昭和二三年、愛染堂のほうは、
 倒壊し、唯だ一つ残された二間四面の虚空蔵堂が、現在の小塔院本堂であります。
 この建物も、今や、柱は傾き、瓦はずれ落ちて、トタン屋根というありさまです。”


境内には、さくらの木などで薄暗い、でも元興寺の院内護命僧正の住院跡で、
供養塔が写真の右端にあるのですが、切って撮りました。


孫と一緒に鴻池の運動公園内のスタバに寄り、秋の夕暮れを過ごそうとすると
大渋滞に。




あわてて、車を帰路に。

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